12月30日(月)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/12/02
本日のメニュー
🌟メイン🌟
牛肉ときのこのバジル炒め
🌟サブメイン🌟
トマトのピザロール
🌟サイドメニュー🌟
・三色豆
・あさりとブロッコリーのアクアパッツァ風
・わかめの梅ネギサラダ
☆プチ情報☆
【牛肉】
豚肉や鶏肉と比べて脂肪やコレステロールが多く敬遠されがちな牛肉。しかし、健康を維持するためには適度な脂肪やコレステロールも欠かせません。
牛肉には脂肪やコレステロール以外にも豊富な栄養素を含んでおり、健康要素の宝庫と言っても過言ではなく、むしろ女性にとって必要な栄養を含んでいます。
内臓、血液や皮膚、髪や爪などをつくる働きのあるタンパク質。牛肉に含まれるタンパク質には必須アミノ酸がバランスよく含まれています。必須アミノ酸は体内ではつくることができない成分なので、牛肉などを食べて摂取していく必要があるのです。
また、牛肉に含まれる必須アミノ酸は植物性タンパク質よりも消化吸収が良く、タンパク質を摂取するにはベストな食材。熱に強い性質を持っているため、煮ても良し、焼いても良し!どんな調理法にも向いています。タンパク質が不足していると、免疫力が落ちて病気になりやすくなったり、髪がパサついたり皮膚が弱くなってしまうので、積極的に食べましょう。
【あさり】
日本では貝類の定番とも言えるあさり。お味噌汁はもちろん、酒蒸し、深川飯、クラムチャウダーなんかにも使われる人気者ですね。日常良く食べる馴染み深い食材です。
あさりの含有量の高いのは鉄分です。次いで、亜鉛やカルシウムといったミネラル、ビタミンB群などを含みます。また、あさりはカロリーと糖質が低い貝類です。生食ができず加熱をしないと食べられない食材です。
あさりには鉄分やビタミンB12といった栄養が多く含まれています。あさりに含まれている鉄分はヘモグロビンの構成成分となり、ビタミンB12はヘモグロビンが合成されるのを助ける補酵素となる働きをします。鉄分、ビタミンB12はいずれも貧血を予防する効能があり、ビタミンB12には肝臓の機能を強化したりする効能もあります。
あさりにはタウリンも豊富に含まれています。タウリンとは、含流アミノ酸の一種で、筋肉や胆汁酸と結合して存在しています。食品ではタコ、イカ、牡蠣など魚介類に多い栄養です。タウリンには、肝臓の機能を正常にする効果やコレステロール、血圧を下げる効能もあります。これらの効能から、動脈硬化をはじめとした生活習慣病の予防も期待できます。
【アクアパッツァ】
アクアパッツァとはイタリア発祥の煮込み料理で、一般的に魚や貝、トマトなどの野菜やハーブを使用します。ブイヨンなどの出汁を使わずに水や白ワイン、トマトの水分などで煮込むのが特徴で、魚介の出汁の風味がそのまま味わえるイタリアの定番料理です。
イタリア語でアクアは水、パッツァは暴れることを意味し、調理する際に油に水を入れる工程で、水が激しく跳ねる様子からこの名前が付いたといわれています。アクアパッツァはイタリアでは定番の家庭料理で、手軽に作れる料理として親しまれています。よく使われる魚は、タラ、鯛、カサゴ、スズキ、メバルです。
アクアパッツァは魚介から出たスープや出汁を楽しむ料理なので、味の主張があまりない淡白な魚を使うと美味しく仕上がります。ただし、白身魚は崩れやすいので、皮付きの切り身や魚を丸ごと使うときれいに仕上がります。また、骨がついている魚を使うと骨から出汁が出て旨味が増すので試してみてください。
よく比較される料理にブイヤベースがあります。アクアパッツァはイタリア発祥の料理だと紹介しましたが、ブイヤベースはフランス発祥の魚や貝、エビ、カニなどの魚介類をたっぷりと入れて煮込んだスープ料理です。ブイヤベースは世界三大スープの1つで、フランスを代表する郷土料理です。アクアパッツァとブイヤベースはいずれも入っている具材は似ていますが、発祥の国と料理の種類が違います。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。