株式会社ふなやす

4月17日(水)のメニューと栄養価を紹介します。

お問い合わせはこちら

4月17日(水)のメニューと栄養価を紹介します。

4月17日(水)のメニューと栄養価を紹介します。

2024/03/24

本日のメニュー

🌟メイン🌟

 牛すじ肉のこってり甘辛煮 

 

🌟サブメイン🌟 

 千葉県産ほころ豚のジューシー水餃子

 

🌟サイドメニュー🌟

 ・高野豆腐と花麩の煮物

 ・芋づるとぜんまいの辛味噌炒め

 ・枝豆と小松菜のおろしサラダ

 

  エネルギー たんぱく質  脂質  炭水化物 食塩相当量
デラックス

558kcal

16.5g 10.3g 98.8g 2.0g
ヘルシー 390kcal 11.8g 6.9g 69.3g 1.5g

 

☆プチ情報☆

 

【高野豆腐】

名前の由来となったのは、和歌山県の高野山で多く作られたことによるのです。鎌倉時代、高野山では、精進料理として食べていた豆腐が、厳冬期に屋外に放置してしまったことから、偶然に製法が発見されたと言われています。
江戸時代初期には「氷豆腐」と呼ばれていましたが、高野山で作られる豆腐と言うことで、いつしか「高野豆腐」と呼ばれるようになったのです。
保存のきく高野豆腐は精進料理には欠かせない食材として、やがて江戸時代の飢饉の頃から、次第に近畿から全国へと広がっていきました。

高野豆腐(乾)には、100gあたり88.5mgの大豆イソフラボンが含まれています。女性ホルモンである「エストロゲン」に似た構造をしていることから、ホルモンバランスの乱れによる体の不調を整える作用が期待できます。また、高野豆腐には良質なタンパク質が豊富に含まれているのですが、そのなかに「レジスタントタンパク質(レジスタントプロテイン)」というものがあります。その割合は、高野豆腐が含むタンパク質の約35%です。消化吸収されにくいことが特徴で、そのまま腸に届いてコレステロースの排出などにはたらきます。

 

【芋づる】

芋づるは、サツマイモの地上部分に伸びた茎の部分で、先に葉をつけています。サトイモで言うとズイキのようなもの。一般的にはサツマイモの副産物として家畜の飼料や畑の肥料にされていました。でも芋づるは美味しい食材で、調理によってはシャキっとした歯ざわりが良く栄養のある食材です。芋づるは主にサツマイモの収穫前に、ツルを間引くように収穫されることもありますが、ほとんどは収穫の際に副産物として収穫されます。熱帯地方原産のサツマイモは暑さに強く、茎葉の部分にはビタミンC、E、K、カルシウム、ポルフェノールなどの栄養素がたくさん含まれて、栄養満点の野菜です。

カルシウムには骨を丈夫にする働きがあります。ポルフェノールには内臓の老化防止や動脈硬化の予防効果があり、ビタミンKは血液の凝固や骨の形成にかかわるビタミンです。ビタミンDと同時に摂取することで、骨密度の増加に対する相乗効果も報告されていますので、骨の健康が気になる方は、一緒に摂るようにしましょう。

サトイモの葉柄はずいきという名称で親しまれており、ずいきを乾燥させたものは地方によって「芋がら」「ほしずいき」「割菜」と呼ばれています。中国やネパールでも食用とされているそうで、ポピュラーな食材です。

ずいきを味噌に漬け干したものは戦国時代に「芋がら縄」などと呼ばれ、荷物や陣笠を結ぶ縄として用いられていましたが、その縄を煮ると味噌汁として食べることができるので、愛用されていたそうです。携帯性に優れ、日持ちもよく、且つ栄養価が高い芋がら縄は、糒(ほしいい。一度炊いたご飯を天日に干して乾燥させたもの)と並ぶ戦国時代の配給といえるような存在で、当時の人々の知恵がうかがえます。
元々芋づるは、芋を栽培する際の副産物というイメージでした。しかし、最近では葉茎を食す方がメインという「すいおう」や「エレガントサマー」という品種もうまれ、食材としての芋づるに注目が集まっています。

 

【枝豆】

枝豆といえば、お酒のおともの定番メニュー。ビールのおつまみなどで、よく目にする食材です。彩りや風味もいいので、お子さんのお弁当のおかずにもピッタリです。重宝されているお母さんも多いのではないでしょうか?

枝豆で注目する栄養はビタミンB1、葉酸です。また、食物繊維やカリウムなどのミネラルも多く、タンパク質は野菜類の中では豊富で、これもまた注目の成分です。大豆がタンパク質を多く含むことは、よく知られていますよね。その大豆を成熟する前に収穫したものが、枝豆です。大豆と同じく枝豆にはタンパク質が豊富に含まれていますが、注目すべきはその中の成分メチオニンの効能です。メチオニンは、アルコールの分解を促して二日酔いを防いでくれるという、嬉しい効能があるのです。アルコールを摂取すると肝臓内メチオニンが大量に消費されますが、枝豆を食べることでメチオニンが供給されるため、アルコール分解を促して肝臓をサポートしてくれるのです。

枝豆は緑黄色野菜として分類されるほど栄養満点で、とくにビタミンB1は、消化液の分泌を促す効能を持ち、糖質をエネルギーに変えるのを助けたりしてくれます。その結果、スタミナ不足の解消や疲労回復に一役買ってくれるのです。カリウムの効能は、身体の中の塩分(ナトリウム)を分解し、外へ排泄してくれることなので、高血圧を抑える効果が期待できます。加えて利尿作用もあるため、身体の水分量をうまく調節し、むくみ対策にも効果的です。他にも体に欠かせない栄養素である葉酸、鉄分が含まれています。葉酸も鉄分も貧血の予防に関わり、造血の効能があります。また枝豆に豊富なタンパク質も貧血には必要な栄養です。貧血になりやすいなど、鉄分が不足しているなと感じたら枝豆を食べることをおすすめします。

 

【小松菜】

シャキシャキとした茎と、柔らかな葉の小松菜。クセがなく生でも食べられるなど、親しみやすい野菜の一つですね。東京の小松川地区で栽培されたことが名前の由来とされています。今回は、そんな小松菜の栄養とその効能についてご紹介します。

小松菜にはカルシウムが豊富に含まれています。牛乳やヨーグルトよりも多くのカルシウムを含んでいるのです。しかも、ほうれん草と比べると3倍以上のカルシウム含有量になります。野菜平均としても3倍近い含有量を誇ります。カルシウムというと、牛乳や魚のイメージがありますが、小松菜などの野菜にも含まれているのです。ちなみに、カルシウムを多く含む野菜は他に、パセリ、モロヘイヤ、バジル、ケールなどが挙げられます。葉物野菜に多く含まれています。ただし、野菜のカルシウムは牛乳よりも吸収率が低いので、ビタミンDと一緒に摂るとより効果的です。

カルシウムは、ミネラルに分類される栄養で、歯や骨を形成する働きがあります。そのため、じょうぶな骨や歯を作り、骨粗鬆症を予防する効能があります。また、カルシウムは筋肉の収縮をさせたり、神経の興奮を抑える効果があります。小松菜はカリウムも豊富に含まれています。カリウムはミネラルに分類される栄養で、摂取しすぎたナトリウム(塩分)の排泄を促す効能があるため、高血圧の予防になります。また、体内の水分量を調整するので、むくみの解消にも効果的です。

小松菜にはβ-カロテン、グルコシノレート、グルタチオンという、栄養が含まれています。β-カロテンは、粘膜や皮膚を健康に保つだけでなく、免疫力を高め、抗酸化作用の働きで活性酸素を消去する効果があります。さらに、β-カロテンは油に溶けやすい性質があるので、炒めると栄養の吸収率が上がります。

グルタチオンは、活性酸素種から細胞を保護する補助的役割をします。また、グルコシノレートは肝臓の働きを助け、解毒作用を高める効能があるので、抗ガン作用があるとされています。そして上記の栄養はいずれも、免疫力アップや抗酸化作用がある栄養素なので、がん予防が期待されています。

小松菜にはビタミンC、鉄分、食物繊維と、うれしい効能を発揮してくれる栄養が豊富に含まれています。ビタミンCは、皮膚や血管の老化を予防し、老化を予防する効能があります。さらには免疫力も高めるので、風邪の予防の効能もあります。鉄分はヘモグロビンを作り出す栄養素で、貧血を予防する効果があります。また、食物繊維は第六の栄養素とも呼ばれ、腸内環境を整える働きがあるので、便秘改善の効能があります

さらには前述したとおり、小松菜にはカルシウムやナトリウムなどのミネラルも豊富なので「天然のマルチサプリ」とも呼ばれます。

 

 

管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。