株式会社ふなやす

12月29日(金)のメニューと栄養価を紹介します。

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12月29日(金)のメニューと栄養価を紹介します。

12月29日(金)のメニューと栄養価を紹介します。

2023/12/08

本日のメニュー

🌟メイン🌟

 黒酢トマト酢豚

 

🌟サブメイン🌟 

 ごま油香る!塩じゃがコロッケ

 

🌟サイドメニュー🌟

 高野豆腐の麻婆中華あん

 ピリ辛こんにゃくの炒め煮

 豆もやしと水菜の昆布ポン酢サラダ

 

  エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量
ヘルシー

473kcal

12.8g 14.3g 71.2g 2.1g
デラックス 682kcal 17.2g 21.9g 100.9g 2.6g

 

☆プチ情報☆

【酢豚】

知名度は高いのに、なぜか日本名ばかりが知られている中国料理「酢豚」。豚肉に片栗粉をまぶして揚げ、野菜とともに炒めたものに甘酢あんをからめた中国料理です。「酢豚」というのは日本でつけられたメニュー名で、このルーツとされる中国料理は2つあります。

「古老肉(クゥラオロー)」(咾肉、古滷肉)

角切りの豚肉と野菜にケチャップベースの甘酢をかける広東料理です。同じ読みに「咾肉」という字があてられたり、「古滷肉(クーローヨー)」と呼ばれたりすることもあります。

「糖醋肉塊(タンツゥロウカイ)」(糖醋排骨)

豚の塊肉に黒酢あんをかける北京料理(江蘇料理)です。豚のスペアリブ(排骨)を使ったものが「糖醋排骨(タンツーパイグー)」と呼ばれることもあります。ちなみに、日本国内でも長崎県では酢豚を「酢排骨」(スーパイコ)と呼んでいます。
古老肉の広東料理は中国南部、広東省や香港、マカオなどで食べられている料理で、八宝菜やシューマイなど日本でもおなじみの味がいくつもあります。
一方、糖醋肉塊の北京料理は中国北部で食べられている料理で、北京ダックなどが有名です。糖醋肉塊は東部の江蘇料理がルーツともいわれています。つまり、酢豚は広大な中国の南北それぞれにルーツを持つ料理なのです。

酢豚は肉と野菜がバランスよく含まれていて、栄養面でもおすすめのメニューです。

豚肉には、疲労を回復させるビタミンB1が豊富に含まれています。酢のクエン酸も同じく疲労回復によい調味料ですから、酢豚にはダブルの疲労回復効果が期待できます。程よい酸味は食欲を促しますから、食べて体力をつけたい時にもおすすめです。酢、特に黒酢には血流改善や免疫力アップ、美しい肌の維持などに役立つアミノ酸が豊富に含まれています。免疫力を高めるビタミンCが豊富なレンコン。ビタミンCは熱に弱い成分ですが、レンコンに含まれるビタミンCは加熱に強く、酢豚でしっかり炒められていても大丈夫です。アクの成分のひとつであるタンニンにも胃腸を整える機能があります。酢豚の彩りをよくしてくれるピーマンには、ビタミンC・若々しさを保つビタミンE・抗酸化作用に優れたβ-カロテンと、栄養素もたっぷり含まれています。ピーマンのビタミンCも熱に強く、またβ-カロテンは油と一緒に摂ることで吸収率が高まるので、栄養面でも酢豚にピッタリです。

【高野豆腐】

名前の由来となったのは、和歌山県の高野山で多く作られたことによるのです。鎌倉時代、高野山では、精進料理として食べていた豆腐が、厳冬期に屋外に放置してしまったことから、偶然に製法が発見されたと言われています。
江戸時代初期には「氷豆腐」と呼ばれていましたが、高野山で作られる豆腐と言うことで、いつしか「高野豆腐」と呼ばれるようになったのです。
保存のきく高野豆腐は精進料理には欠かせない食材として、やがて江戸時代の飢饉の頃から、次第に近畿から全国へと広がっていきました。

高野豆腐(乾)には、100gあたり88.5mgの大豆イソフラボンが含まれています。女性ホルモンである「エストロゲン」に似た構造をしていることから、ホルモンバランスの乱れによる体の不調を整える作用が期待できます。また、高野豆腐には良質なタンパク質が豊富に含まれているのですが、そのなかに「レジスタントタンパク質(レジスタントプロテイン)」というものがあります。その割合は、高野豆腐が含むタンパク質の約35%です。消化吸収されにくいことが特徴で、そのまま腸に届いてコレステロースの排出などにはたらきます。

【水菜】

サラダに鍋に炒め物にと、使い勝手のすばらしい水菜。シャキシャキとした食感とみずみずしさ魅力の野菜です。ちなみに水菜は見た目の雰囲気で淡色野菜と思われがちですが、実は緑黄色野菜です。

「緑黄色野菜」とは「100g当たりのβ-カロテン量が600μg以上の野菜」のこと。「色の濃さ」は関係ないのですね。そして水菜に含まれるβ-カロテン量は100g中1300μgと、最低基準値の2倍以上にもなります。

水菜の栄養で注目するのが、カルシウム、葉酸、ビタミンCです。その他、食物繊維、ビタミンやミネラルもしっかりと含んでいます。

栄養素の含有量では水菜よりも多い野菜はたくさんあります。ですが水菜は生食が可能なので、熱に弱いや調理中に流出しやすい栄養もしっかりと摂れるメリットがあります。

見た目の淡泊さからは想像できない、栄養の豊富さです。クセもないので食べやすく、生や加熱と調理が選べるのがいいですね。

水菜は緑黄色野菜ということでβ-カロテンが含まれています。そしてビタミンCも多く含まれ、その量はレモン果汁よりも豊富です。β-カロテンと言えば、細胞の抗酸化、免疫力アップなどの効果で有名な栄養です。β-カロテンには悪玉コレステロールを減らす作用が期待できることから、動脈硬化や心筋梗塞の予防にも役立つと言われています。さらにβ-カロテンは体内で必要な分だけが、ビタミンAに変換されます。ビタミンAは髪の健康や視力維持、粘膜や皮膚を丈夫に保つなどの効果が期待できます。

ビタミンCには風邪や肌荒れの予防、疲労回復などの効果が期待できます。同じく抗酸化作用を持つβ-カロテンとの組み合わせは、おすすめです。

 

管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。

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