12月16日(土)のメニューと栄養価を紹介します。
2023/12/01
本日のメニュー
🌟メイン🌟
三元豚の豚カツ
🌟サブメイン🌟
イカの天ぷら・甘辛ダレ
🌟サイドメニュー🌟
ズッキーニとナスの山椒炒め
春菊のナムル
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
515kcal |
12.8g | 19.2g | 70.0g | 1.7g |
デラックス | 758kcal | 20.2g | 29.4g | 98.7g | 2.1g |
☆プチ情報☆
【ズッキーニ】
くせがなく淡白な味わいのズッキーニ。その形や色から、きゅうりの仲間だと思っている方も多いかも知れません。実はズッキーニはかぼちゃの一種です。豊富な栄養を含むうえに、100g中14kcalと低カロリーでヘルシーな野菜です。ズッキーニはナスに似た食感が特徴で、ほのかな甘みや苦みがあり、ヨーロッパでは日常的に料理の材料として使われています。
ズッキーニには、電解質のカリウムが多く含まれています。カリウムは、高血圧の予防に役立つ栄養で、ナトリウム(塩分)を排泄して、血圧が上昇するのを抑える効能があります。また、カリウムには筋肉の収縮を正常に行う働きがあります。ナトリウムを排出する作用は、むくみの解消にも効果的です。顔や下半身のむくみが気になるときは、カリウムの摂取を意識してみてください。
ズッキーニに多く含まれる栄養で、もう一つ見逃せないのがβ-カロテンです。
β-カロテンは、かぼちゃや人参などの緑黄色野菜などに多く含まれ、強い抗酸化作用の効能を持つのが特徴です。また、β-カロテンは、体内でビタミンAとしても作用し、粘膜を健康に保ったり、夜尿症を予防する働きなどが認められています。β-カロテンは、アンチエイジングを目指す女性の心強い味方となってくれます。
【春菊】
春菊はキク科の植物で、春に花を咲かせることから春菊と呼ばれています。
葉や茎が柔らかくなる寒い季節が旬で、お鍋の具材やおひたしとして親しまれている食材です。春菊は独特な香りと苦みが特徴的で、好き嫌いが分かれる野菜ですが、非常に多くの栄養が含まれています。
春菊にはβ-カロテンが豊富に含まれています。春菊はモロヘイヤや人参には劣りますが、栄養が高いとされるホウレン草や青汁でおなじみのケールよりも多く含まれています。β-カロテンは体内でビタミンAに変わる栄養成分で、皮膚や粘膜を保護する働きがあり、風邪の予防や肌荒れの予防に効能があります。茹でることでβ-カロテンの量が2倍になるので、春菊のおひたしやお鍋として食べるのがおすすめです。
春菊にはミネラルの一種であるカリウムが含まれています。カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を促す効能があり、体内の水分バランスを正常に保つ効果があります。
さらに血圧の上昇を緩やかにする作用もあるため、高血圧の予防やむくみの予防に効能があります。そして、意外にも、春菊にはカルシウムも含まれています。カルシウムは骨を丈夫にしてくれる栄養。骨粗鬆症の予防、骨折の予防に効能があるため、とくに高齢者や女性にも必要な栄養です。
春菊に含まれているビタミンKは脂溶性のビタミンで、血液凝固や止血作用に効能があります。さらにカルシウムを骨に定着させ、骨を丈夫にする働きがあるので、骨粗鬆症を予防する効果大ですね。カルシウムとビタミンKが一度に摂れる春菊は、とっても効率的な食材であるといえます。
【ナムル】
韓国料理と聞いて、どんな料理をイメージしますか。キムチやトッポギ、ビビンバなどは日本人にも人気の料理でしょうか。でも「ナムル」も韓国料理の定番といえるのです。
「ナムル」とは、野菜や山菜、野草などを茹でて、ごま油や塩、にんにくなどで味付けした韓国料理です。韓国では家庭でもよく作られる一品で、豆もやしやホウレン草、人参など、さまざまな食材で作ることができます。
ナムルは「野(ナ)」と「物(ムル)」が組み合わさった言葉で、「野物(野菜)」という意味があるようです。地域や季節によってナムルの種類は異なり、豆もやしの「コンナムル」をはじめ、大根の「センナムル」、ほうれん草の「シグムチナムル」、ぜんまいの「コビナムル」、ナスの「カジナムル」もよく食べられます。ナムルの種類は実に豊富で、ナムルにならない野菜はないともいわれています。韓国の家庭の冷蔵庫には常に数種類のナムルが常備されているようです。
日本では料理をよく混ぜて食べるという文化がありませんが、韓国のナムルは混ぜることでおいしさがアップする料理です。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。