3月2日(日)のメニューと栄養価を紹介します。
2025/02/17
本日のメニュー
🌟メイン🌟
ビーフシチュー
🌟サブメイン🌟
カニのふわふわ真丈・中華あん
🌟サイドメニュー🌟
・たこ焼き
・チンゲン菜とえのきのバター醤油炒め
・白菜漬の胡麻酢サラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
デラックス |
635kcal |
14.5g | 20.7g | 96.1g | 3.4g |
ヘルシー | 445kcal | 10.2g | 14.8g | 67.0g | 2.5g |
☆プチ情報☆
【エリンギ】
エリンギはヨーロッパや北アメリカが原産のきのこです。日本で栽培が始まり、よく食べられるようになったのは1990年代からと比較的最近からです。独特の歯触りが人気で、クセもないので食べやすく様々な料理に使用できます。
エリンギには食物繊維がたっぷりと含まれており、腸内環境を整える効果や生活習慣病の予防にも効果が期待できます。さらに低カロリーで、ダイエット中のボリュームアップ食材にもピッタリです。
エリンギには不溶性食物繊維、水溶性食物繊維が含まれています。不溶性食物繊維は腸の中で水分を吸い込んで膨らみ、腸を刺激することで便通を促して便秘の解消に役立ちます。また、有害物質を排出する効果もあります。水溶性食物繊維は、腸内環境を整える効果や血糖値の急激な上昇を抑える、コレステロールの吸収を抑制する効果が期待できます。
カリウムは身体の水分バランスを保ち、ナトリウムを排出して正常な血圧を保つ効果があり、高血圧予防に効果が期待できます。また、体内の余分な塩分を排出することからむくみの解消にも効果があります。
ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝にかかわっており、疲労回復を助ける効果があります。また、脳と神経を正常に保つ働きもしています。水に溶けやすいので、煮汁も一緒にとれる料理にすると効果的に摂取できます。
ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えるのに欠かせないビタミンです。
脂質が新しい細胞を作る手助けをすることで、皮膚や粘膜などを健康に保つことができます。子どもや胎児の発育を助ける働きがあることから「成長ビタミン」とも呼ばれています。
ビタミンDはカルシウムの吸着を高める骨の健康に欠かせない栄養素です。魚介類やきのこ類に多く含まれています。ビタミンDは食品から摂取する他に、日光に当たることで紫外線により皮下で合成されます。また、免疫力をアップする効果も期待できます。
ナイアシンはビタミンの一種で、糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関わりエネルギーを作るのに欠かせない補酵素として働きます。また、皮膚や粘膜の健康を保つ働きもあります。さらに、アルコールの分解にも欠かせないビタミンです。きのこに多く含まれているβグルカンは食物繊維の一種で、糖質や脂質の吸収を抑える効果や整腸作用が期待できます。また、体の免疫力を高めてがん細胞の増殖を抑制する効果もあると言われています。
【えのき】
シャキシャキとした食感を楽しめる人気のきのこ、えのき。「なめ茸」は、えのきを醤油で煮てとろみを出した、ごはんのお供です。また、えのきは鍋の材料になったり、さっと湯でて和え物などにしたり、料理のバリエーションも豊富。メインの素材を引き立てる名わき役としても大活躍します。
えのきに含まれるビタミンB1は、きのこ類トップクラスという点に注目です。ビタミンB1は、炭水化物をエネルギー転換するときに必要な栄養です。ほかにも、脳や神経の機能を維持する効果もあります。
えのきには、キノコキトサンが含まれています。キノコキトサンは、βグルカンとキトサンの複合した成分で食物繊維の一種です。食事で摂った脂肪の周りに薄い膜を張り、腸内で吸収されるのを防ぐ働きや、余分な脂肪をからめとり、便とともに体外に排出する効果があります。また、腸内で脂肪を分解する酵素であるリパーゼの働きを抑え、血中に余分な脂肪が入るのを予防する効能もあります。その結果、体内に脂肪が吸収されるのを防ぎ、内臓脂肪を減らすためダイエットに効果的と言われます。
えのきに含まれている食物繊維は、キノコキトサンだけではありません。不溶性と少ないですが水溶性の両方の食物繊維を含みます。キノコキトサンや食物繊維が、蠕動運動を促すため便秘を解消し、老廃物の排出をするため、健康な腸内環境の維持に効果があります。また、糖質の吸収抑制や、腸内で水分を吸収して膨らむため満腹感を得るなどの効能も見逃せません。
えのきは、ナイアシンという栄養も含まれています。ナイアシンは、タンパク質・炭水化物・脂質のいわゆる3大栄養素の代謝を促す補酵素としての役割を持つ栄養です。さらに、アルコールの代謝を促して、アセトアルデヒドの分解にも効能があるので、二日酔いの予防に効果が期待できます。さらに皮膚や粘膜を健康に維持する働きもあります。
えのきには、葉酸がとても多く含まれていることを忘れてはいけません。
葉酸には胎児の先天的な異常を防止する効果がある栄養で、妊娠中の女性には特に意識して摂取してほしい栄養です。また、赤血球を作る効果もあり貧血予防や改善も期待できます。だだ、体内吸収率があまり高くない栄養ですので、普段から多めに摂ることが望ましいでしょう。
えのきには、パントテン酸が多く含まれています。パントテン酸は、3大栄養素の補酵素として代謝を助ける効果がある栄養です。そのほかには、抗ストレス作用のある副腎皮質ホルモン分泌を促すので、普段からストレスを感じることが多い人におすすめと言えるでしょう。また、抗アレルギー効果や抗炎症効果も期待できます。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。