8月20日(火)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/07/21
本日のメニュー
🌟メイン🌟
サクッと鶏竜田・甘辛焼き鶏たれ
🌟サブメイン🌟
屋台の定番!焼きそば~豆腐麺で豚塩味~
🌟サイドメニュー🌟
・お好み焼き風キャベツ天
・揚げじゃがバター
・柚子香る!きゅうりの浅漬け風サラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
デラックス |
742kcal |
20.5g | 25.0g | 103.3g | 3.1g |
ヘルシー | 480kcal | 13.7g | 13.7g | 72.5g | 2.2g |
☆プチ情報☆
【鶏肉】*
使い勝手がよくさまざまな料理で親しまれている鶏肉。牛肉、豚肉と並んで馴染みのあるお肉の一つですね。最近では鶏肉に含まれる栄養に疲労回復効果があると注目されています。柔らかくてジューシーな鶏肉は高タンパク低脂肪なので、ダイエット中の方にもおすすめなお肉です。
鶏肉には良質なタンパク質が多く含まれており、必須アミノ酸のバランスが良く、おまけに消化吸収率にも優れています。鶏肉の中では、むね肉やささみに多くのタンパク質が含まれています。ちなみに、タンパク質を多く含む食品は肉類以外に、魚、チーズ、卵なども挙げられます。
タンパク質は三大栄養素の一つで、筋肉や臓器、皮膚や爪などカラダそのものになる栄養です。筋肉をつけたい方はもちろん、健康的なカラダを維持していく上でも欠かせない栄養ですね。また、鶏肉は豚肉や牛肉に比べて淡白で食べやすいので、子どもからお年寄りまで幅広い世代におすすめのお肉です。ちなみに、胃や腸が弱い人には脂質をほとんど含まない鶏ささみがおすすめです。
鶏肉の栄養には必須アミノ酸の一つであるメチオニンが豊富に含まれています。メチオニンには肝臓の機能を高めたり、毒素を排出したりする作用があります。また、メチオニンは肝臓に脂肪を溜めにくくする働きもあり、中性脂肪が肝臓にたまる脂肪肝を防ぐ効果があります。お酒をよく飲む方にはおすすめの栄養ですから、おつまみには鶏肉を使ったシンプルなものがいいでしょう。
鶏肉のなかでも、鶏もも肉の脂肪に含まれる不飽和脂肪酸は、血中コレステロールを抑えてくれるため、血栓の予防に効果があります。お肉の脂質は身体に良くないと思われがちですが、脂肪の摂取は細胞を作り、生命を維持するうえで不可欠なのです。鶏肉に含まれる不飽和脂肪酸の量は、他の肉類に比べても多く含まれています。ただし不飽和脂肪酸は酸化しやすいので、鶏肉は購入したら早めに食べるようにしましょう。
鶏肉はビタミンAが豊富です。 豚肉や牛肉の実に10倍以上です。
鶏肉にはビタミンAが豊富に含まれています。特に、鶏むね肉や鶏ささみにはビタミンAがたくさん含まれていて、なんとその含有量は豚肉や牛肉の10倍以上!
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあり、乾燥肌など肌荒れの予防効果に優れます。そして、眼精疲労の軽減、骨の発育にも効果があります。また、ビタミンAは鶏レバーにも豊富。苦手な方が多い部位ですがレバーも積極的に摂りましょう。
鶏むね肉や鶏ささみの栄養には、イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)や、ビタミンB群のひとつであるナイアシンが含まれています。イミダゾールジペプチドは、鶏肉のなかでも鶏むね肉に多く含まれています。ナイアシンは、鶏肉以外の肉類や魚類、野菜にも多い成分です。
疲労は、激しい運動などによって体内に発生した活性酸素が、細胞の働きにダメージを与え、エネルギー生産を低下させることによって、脳がカラダの疲れを感じるようになります。イミダゾールジペプチドに抗酸化作用があり、この活性酸素の働きを抑制して、疲労の回復を促す効果があります。ナイアシンにはアルコールを分解する働きがあり、二日酔いに効果的で疲労回復にも役立ちます。お酒を飲む機会が多い年末年始に鶏肉は最適な食べ物です。
ビタミンB2は成長促進に大切な栄養です。 鶏むね肉や鶏ささみに含まれるビタミンB2は、成長期の子どもには必要な栄養です。ビタミンB2は三大栄養素をエネルギーに変えるのに必須の成分で、エネルギーを多く消費する方にとっては必須。皮膚や爪や髪の細胞の再生など成長の促進に効果があり、口内炎や口角炎、皮膚の炎症を予防する効果や効能もあります。また、過酸化脂質の分解も促す働きがるので、動脈硬化や心筋梗塞の予防にもつながります。水溶性のビタミンなので栄養を余すことなく摂るには、じっくり煮込んだ鶏のスープなどがおすすめです。
【竜田揚げ】
竜田揚げとは醬油・味醂みりんで下味をつけた鳥肉・魚肉に片栗粉をまぶして油で揚げたものです。竜田揚げと唐揚げは、どちらも鶏肉を揚げた料理ですが、下味や衣の材料が異なります。唐揚げは小麦粉を使った衣で揚げ、竜田揚げは片栗粉を使った衣で揚げます。また、竜田揚げは下味に醤油やみりんなどを使い、味をつけてから揚げるのが一般的です。
竜田揚げには、一般的に知られている鶏肉で作るものだけでなく、ほかの肉類や魚を使うものもあります。クセがあってにおいの強い食材を、おいしく食べるための調理法が、竜田揚げなのです。
名前の由来は、奈良県の北西部を流れる紅葉の名所「竜田川(たつたがわ)」。醤油の赤い色と衣の白い色が、川の白波に浮かぶ赤いもみじを連想させるという説があります。
【豆腐麵】
豆腐麺とは、豆腐に圧力をかけて水分を抜き、軽く乾燥させた食材です。文献によると中国大陸で8世紀前半唐代に食べられるようになり、以来、中華圏における伝統的な“家常菜”(ジャーチャンツァイ:一般家庭で普段食べられている家庭料理)の材料として、広く認知・普及しています。中華圏では和え物や炒め物、巻物の皮など幅広く利用されており、現在100種類以上の食べ方があると言われています。原材料は大豆とにがりのみで、とてもシンプルです。
栄養的な特徴としては、タンパク質が豊富で、糖質が低いという点につきます。パスタと比較しても、たんぱく質は約3倍、糖質は約25分の1となっています。また、グルテンが含まれていませんので、グルテンフリーの食生活に取り組んでいる方にもおすすめです。性質上、一般的な麺より茹で伸びしにくいので味を損なうことなく保存ができます。
【キャベツ】
食卓に欠かせない身近な葉野菜であるキャベツ。栄養がないと思われがちですが、実はさまざまなな嬉しい栄養が含まれています。葉がぎっしりと詰まって重さのあるものがおいしいキャベツ。水分量が92.7%とほとんどが水分で、そのため100gあたり21kcalとカロリーも低めです。
実はビタミンCやビタミンK、胃を守ってくれる栄養素など、さまざまな栄養素が含まれています。
キャベツにはビタミンUが含まれています。秋どりと比較すると、夏どりのキャベツのほうがビタミンUの量が多いことが明らかになっています。
ビタミンUは厳密にはビタミンではなく、ビタミンに似たはたらきをするビタミン様物質という成分です。キャベツから発見されたことから、別名キャベジンとも呼ばれます。ビタミンUは胃や腸を丈夫にしたり、傷ついた胃粘膜の修復をサポートしたりしてくれます。
キャベツには100gあたり、カルシウムが43mg含まれています。同量の大根には24mg、ピーマンでは11mg含まれています。
【じゃがいも】
じゃがいもには、ビタミンC・カリウム・水溶性食物繊維が含まれています。
じゃがいもに含まれているビタミンCは、デンプンにより保護されているため、加熱調理中に分解されにくいのが特徴です。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素で、毛細血管や歯を健康に保つ作用があります。また、抗酸化作用があり、老化対策に役立ちますカリウムの主な作用は、ナトリウムとともに細胞の浸透圧を調整すること。また、ナトリウム(塩分)の排出を促し、血圧の上昇を抑える作用があります。食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のふたつにわけられますが、じゃがいもには、どちらも多く含まれています。
水溶性食物繊維は、小腸において栄養素の吸収速度を遅くし、食後血糖値の急上昇を抑える作用があります。
糖質は人間の血液中において、すぐにエネルギーに変換できる「ブドウ糖」として存在しています。とくに脳では多くのブドウ糖がエネルギー源として消費されるため、糖質が不足すると集中力が低下したり、判断力が落ちたりするおそれがあります。
じゃがいもに豊富なビタミンCは、貧血対策に役立つ「鉄」の吸収率を高める作用があります。鉄が豊富な牛肉やあさり、小松菜やほうれん草などと組み合わせて食べるのがおすすめです。また、ビタミンCとビタミンEを同時に摂ることで、それぞれの栄養素がもつ「抗酸化作用」が向上することが明らかになっています。ビタミンEが豊富なブロッコリーやアボカドを摂る際は、ビタミンCが多く含まれるじゃがいもをいっしょに食べましょう。
8月20日(火)の夕食メニューを紹介します。
🌟メイン🌟
豚肉のネギ塩レモン炒め
🌟サブメイン🌟
さば竜田揚げ~お出汁仕立て~
🌟サイドメニュー🌟
揚げ餃子
山芋とオクラの梅和え
白菜漬けと枝豆の生姜風味サラダ
【塩レモン】
酸味やうまみ、苦みなどさまざまな味わいが溶け合った「塩レモン」。料理にほんの少し加えるだけで、味をグレードアップさせる不思議なパワーがあります。
塩レモンは、レモンを塩に漬けて熟成させたもので、モロッコの伝統的な万能調味料。現地では、有名なタジン鍋や肉料理などによく使われます。
塩レモンは、レモンの爽やかさに熟成による深いうまみが加わり、塩気にほのかな苦みも感じられるのが特徴。素材の持ち味を引き出しながら、料理の味をバランスよくまとめてくれます。
塩レモンには、お肉を柔らかくしたり、肉・魚のニオイを取ったりする効果があるといわれています。また、ビタミンCなどはもちろん、皮にはレモンポリフェノールなども含まれるレモンが主役なので、食べ過ぎなければ健康効果も期待できます。塩レモンを使うことで減塩効果につながるのもうれしいところです。
塩レモンは、ソテーやからあげなど鶏肉や豚肉料理によく合います。炒め物や煮物、蒸し物、鍋物など使いみちいろいろ。塩レモンの爽やかなうまみが、肉の美味しさを引き立ててくれます。
塩レモンは、魚介のくさみを消し、うまみをアップしてくれます。カルパッチョをはじめ、肉と同じようにソテーやムニエル、炒め物・鍋物・スープなどにも重宝します。ほんの少し塩レモンを加えるだけで、いつもとは違う味わいになります。
野菜料理やサラダのドレッシングとしても塩レモンは活躍します。すっきりとした味わいは、朝食などにもぴったりです。そして、意外なことに麺類やご飯ものにも塩レモン風味がマッチします。パスタやラーメン・うどん・そうめんなどの麺類や、チャーハンなどにも合いますので試してみてはいかがでしょう。
材料がレモンですから、ケーキやクッキーなどのお菓子作りにも合わないわけがありませんね。もちろんドリンクにも。炭酸や水などを注いでシンプルに飲むのもいいですし、チューハイにするのも大人の楽しみ方です。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。