8月19日(月)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/07/21
本日のメニュー
🌟メイン🌟
ビーフ入りハンバーグ・もろみ醤油
🌟サブメイン🌟
洋風春巻き!マルゲリータピザロール
🌟サイドメニュー🌟
・切り干し大根と昆布のピリ辛煮
・かぶと高菜のごま和え
・マカロニサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
デラックス |
730kcal |
18.7g | 24.0g | 113.9g | 2.8g |
ヘルシー | 483kcal | 12.0g | 14.7g | 80.5g | 2.0g |
☆プチ情報☆
【牛肉】
豚肉や鶏肉に比べて脂肪やコレステロールが多く敬遠されがちな牛肉。しかし、健康を維持するためには適度な脂肪やコレステロールも欠かせません。
牛肉には脂肪やコレステロール以外にも豊富な栄養素を含んでおり、健康要素の宝庫と言っても過言ではなく、むしろ女性にとって必要な栄養を含んでいます。
内臓、血液や皮膚、髪や爪などをつくる働きのあるタンパク質。牛肉に含まれるタンパク質には必須アミノ酸がバランスよく含まれています。必須アミノ酸は体内ではつくることができない成分なので、牛肉などを食べて摂取していく必要があるのです。
また、牛肉に含まれる必須アミノ酸は植物性タンパク質よりも消化吸収が良く、タンパク質を摂取するにはベストな食材。熱に強い性質を持っているため、煮ても良し、焼いても良し!どんな調理法にも向いています。タンパク質が不足していると、免疫力が落ちて病気になりやすくなったり、髪がパサついたり皮膚が弱くなってしまうので、積極的に食べましょう。
【切干大根】
切り干し大根には豊富な食物線維が含まれています。食物繊維の中でも特にリグニンと呼ばれる不溶性食物繊維に注目。腸内の善玉菌を増やす整腸作用や、腸の蠕動運動を活発にする効能があります。また、胆汁酸を吸着する働きもあるため、コレステロール値を低下させ、動脈硬化の予防にもつながります。
カリウムはミネラルの一種で、体内の過剰なナトリウムの排出を促す効能がある成分です。ですから、体のむくみの改善や予防、高血圧の軽減に働きます。また、カリウムには筋肉を正常に保つ効能もあります。カリウムはナトリウムを排出するだけに限らす、体内でお互いのバランスを整えています。このふたつのミネラルがバランスよくいることで、筋肉の収縮が正しく円滑に行われます。
切り干し大根の栄養に含まれる栄養には、鉄分やカルシウムなどのミネラルも含まれています。貧血予防に有効な鉄分は、血液の主成分。そして全身に酸素を運ぶ効能があります。また、切り干し大根には造血や貧血に関わる、銅や亜鉛、ビタミンB郡などの栄養も含まれています。骨の健康維持に欠かせないカルシウムのほかに、マグネシウムやリンなども含みます。丈夫な骨を作る効能が骨粗鬆症の予防に働きます。
【昆布】
昆布は海の恵みであり、健康にいい栄養素も豊富に含まれている食材です。日本では古くから利用されており、和食には欠かせない食材の一つです。
昆布には、食物繊維、ミネラル、ビタミンなどが含まれていて、特にカルシウム、ヨウ素などのミネラルが豊富であり体に良い食材です。
食物繊維は水溶性食物繊維のアルギン酸、フコイダンが多く含まれています。
アルギン酸やフコイダンは、昆布のヌルヌル成分のもとであり胃では吸収されず、腸へと届きます。そこで余分な栄養素、有害物質を排出する働きがあります。
歯や骨の形成に大切なカルシウムも豊富で100gあたり牛乳の6倍もあり、しらすよりも多く含まれています。煮物などで直接食べればより摂取できます。ヨウ素は、子供にとって基礎代謝を高め、知能や体の発育を促進させる働きがあります。含有量は食品の中でもとても高いのが昆布です。
【かぶ】
かぶは、千枚漬けや浅漬けなど漬物業界ではメジャーな存在です。煮物など日本食でもよく使われます。また、かぶは根は淡色野菜で、葉は緑黄色野菜という二つの側面を持っています。根と葉では含まれている栄養の種類が異なるのです。
かぶにはアミラーゼと呼ばれる消化酵素が含まれています。アミラーゼはジアスターゼとも呼ばれ、消化酵素の一種で、でんぷんなどの栄養を分解して消化を高める働きがあります。アミラーゼの酵素は、栄養の吸収を助ける働きがあります。そのため、かぶには胃や腸の働きを整える効能、胃もたれ、胸焼けを解消する効果が期待できます。
ちなみに、アミラーゼなどの消化酵素は熱に弱い特性があります。48度以上では加熱すればするほど酵素は失われてしまいますので、栄養をしっかりとるためには、加熱しすぎに注意しましょう。
かぶにはグルコシノレートと呼ばれる含硫化合物が含まれています。グルコシノレートとは、辛味のもととなる成分で、かぶや大根、キャベツなどアブラナ科の植物に含まれています。グルコシノレートという成分はアブラナ科の野菜にしか含まれない成分です。他の野菜では摂取できませんので、貴重な成分です。かぶに含まれているグルコシノレートは、摂取すると体内でイソチオシアネートに分解され、血栓を予防する効能や肝臓の解毒作用などがあります。
8月19日(月)の夕食メニューを紹介します。
🌟メイン🌟
海老カツ
🌟サブメイン🌟
鴨ネギ南蛮風~ヘルシー豆腐麺~
🌟サイドメニュー🌟
海鮮チヂミ
青菜のおひたし
マスタードのコールスローサラダ
【鴨南蛮】
もともと「南蛮」とは、中国大陸を統治した朝廷が異民族に対して用いた蔑称で、日本でも同じ意味で用いられていました。
しかし、16世紀~17世紀ごろの「南蛮貿易」が始まってからは、ヨーロッパや東南アジア、スペイン、ポルトガルの人や外国のものを指す言葉となりました。
一般的には「鴨南蛮」とは、鴨肉とネギが入った温かい蕎麦のことです。つまり南蛮はネギを指します。
江戸時代(1603年~1868年)に来日した南蛮人(オランダ、スペイン、ポルトガルなどの人)が、健康保持のために、ネギを好んで食べていたことが由来しています。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。