6月24日(月)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/05/22
本日のメニュー
🌟メイン🌟
粗挽き肉ハンバーグ・BBQソース
🌟サブメイン🌟
お楽しみの揚げ物
🌟サイドメニュー🌟
・高菜入り!チンゲン菜のオイスターソース炒め
・わかめとネギのやみつきナムル
・マカロニサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
482kcal |
12.5g | 15.6g | 71.3g | 2.3g |
デラックス | 709kcal | 19.8g | 23.2g | 102.5g | 3.1g |
☆プチ情報☆
【高菜】
高菜は、からし菜の一種でツケナとして主に漬け物に使われていて、高菜漬けは野沢菜漬けや広島菜漬けと共に日本三大漬け物として有名です。外側の大きな葉はやや固めですが、内側の葉は柔らかいので生のまま食べられます。漬け物用の高菜は株が大きく育ってから収穫します。また朝晩の気温の寒暖差が大きいほど、辛味と旨味が増して最もおいしくなるため冬に収穫されます。漬け物のイメージが強い高菜ですが、高菜の若い芽は栄養も豊富で、生のサラダで食べることもできます。高菜の栄養成分は漬け物にすると水分が抜けて凝縮されるため高濃度になりますが、水溶性ビタミンは水分と一緒に流れ出るので、生の高菜の方が多い栄養分もあります。
高菜に含まれているアリルイソチオシアネートは、高菜のピリッとした辛味成分で、マスタードやわさびにも含まれています。アリルイソチオシアネートは、殺菌効果や抗菌効果が高い栄養で、胃液の分泌を促進させて消化を促す働きがあるため、食欲増進に効能があります。さらに、血栓を防ぐ働きがあるため動脈硬化を防ぐ効果や、ガンの予防にも期待されています。
高菜には、β-カロテンの栄養がとても豊富に含まれています。高菜に含まれているβ-カロテンには、強い抗酸化作用があり、細胞の老化防止に大きな効能があります。
必要に応じて体内でビタミンAに変換されますが、β-カロテン単体でも視力機能の保持など多彩な働きをする栄養です。緑黄色野菜に多く含まれているので、β-カロテンを摂りたい場合は、高菜のような色の濃い野菜を食べるようにするといいですね。
高菜には、ビタミンCも含まれています。ビタミンCといえば、果物に含まれている栄養のイメージが強いですが、野菜にも含まれています。ビタミンCは、肌の美白や若返りに欠かせない栄養素で、強い抗酸化作用を持つことが特長です。細胞の老化防止だけでなく、免疫力を高めるなどさまざまな効能があります。ビタミンCは水溶性のビタミンなので、高菜などで普段からこまめに摂るようにしましょう。
高菜には、ビタミンB1が含まれています。ビタミンB1は、特に炭水化物(糖質)の代謝を促す栄養として知られています。ビタミンB1が不足すると、エネルギーが作り出されなくなってめまいがしたり、倦怠感を覚えたりします。炭水化物過多になりがちな食生活をしている人は、高菜などでビタミンB1を意識して摂るようにしてください。
高菜には、肥満の改善にも役に立つビタミンB2が多く含まれています。ビタミンB2は、特に脂質の代謝を促すことで知られている栄養です。さらに、過酸化脂質の分解も促すなど、生活習慣病の予防や改善にはうってつけと言えますまた、細胞の新生と再生をつかさどる栄養素ですので、肌荒れやニキビで悩んでいる人には、肌質の改善にも効能が期待できるでしょう。
高菜には、ビタミンKも豊富に含まれています。ビタミンKは、ケガをした時などに正常に止血がなされるように働きかける栄養で、「止血のビタミン」の別名を持ちます。また、骨粗鬆症の予防にも効能がある栄養なので、特に女性や老年期の人は多く摂りたい栄養素です。
【チンゲン菜】
肉厚で柔らかく、シャキシャキとした歯ごたえがたまらないチンゲン菜。漢字では「青梗菜」と書き、中華料理の炒め物やスープなどによく使われています。季節を問わず出回っていますが、旬は春と秋です。なかでも、10~11月頃に収穫されたチンゲン菜が最もおいしい時期となります。
今回は、そんなチンゲン菜の栄養と効能について紹介します。色鮮やかで見た目もよいのですが、驚くほど豊富な栄養が詰まっています。
チンゲン菜に含まれる栄養の代表格といえば、β-カロテン。チンゲン菜などに含まれているβ-カロテンは、体内で必要な量がビタミンAに変化する栄養素で、様々な効能が期待できます。
なかでもビタミンAの視力維持の効能は注目されており、いわゆる「鳥目」の予防に効果的です。夜目が利かない人やドライアイに悩まされている人、仕事で目を酷使する人にはおすすめの栄養です。近年はスマホを長時間使用する人達が増えているので、日常的に摂取するように心掛けましょう。また、皮膚や粘膜を健康に保つ効能も持ち合わせていますので、肌荒れや風邪の予防にも効果的な栄養です。
チンゲン菜の栄養にはカリウムも豊富に含まれています。カリウムはミネラルに分類される栄養の一種で、細胞内の浸透圧を調整する効能があります。細胞外の浸透圧を調整するナトリウムとバランスを取り合いながら、水分量を調整しているのです。カリウムが不足すると、筋肉のマヒや腎臓障害など重大な病気を招くことになります。とくに夏場は汗と一緒にカリウムを発散しがちなので、カリウムを豊富に含む食品を意識して摂取するよう心がけましょう。
チンゲン菜にはカルシウムが含まれています。カルシウムには、骨や歯を丈夫にする効能があり、人体に含まれるカルシウムのうち99%は骨や歯に含まれています。そのため、カルシウムが不足すると骨が弱くなり、骨折しやすくなったり骨の成長がストップしたりします。成長期の子供や、骨が弱くなりやすい更年期の女性はとくに意識して摂取していきましょう。乳製品や魚からカルシウムを摂取できない時は、チンゲン菜などの野菜からもうまく取り入れたいですね。
チンゲン菜にはビタミンKも含まれています。ビタミンKには血液を固める凝固作用があり、出血を止める効能があります。逆に、ビタミンKが不足すると出血しやすくなり、鼻血や血尿、ケガなどでの出血が止まらなくなるといった症状が起こります。
チンゲン菜に含まれるβ-カロテンは油と相性がいいので、一緒と一緒に摂ると体内への吸収率がアップします。
チンゲン菜とタンパク質を含む鶏肉の組み合わせは、動脈硬化の予防におすすめです。また、タンパク質はチンゲン菜のカルシウムの吸収を高めてくれる効果もあります。
【わかめ】
生や乾燥、塩漬けなどがあり海藻類の定番として人気。お味噌汁の具やわかめご飯、海藻サラダなんかにも登場しますね。今回はそんなわかめの栄養と効果を調査しました。
実はこのわかめ、食物繊維やミネラルなどを豊富に含む、優れものだったことが分かりました。体の調子だけでなく美容にも有効な海藻です。
わかめはカリウムが豊富です。その他ナトリウムやカルシウムといったミネラルの種類が多く、ビタミン類や食物繊維も含んでいます。カロリー、糖質がとても低いわかめは、低カロリー低糖質の食べ物です。上のグラフの栄養以外にも、クロロフィル、フコキサンチン、β-カロテンなど抗酸化作用を持つ色素成分も含み、健康や美容の維持に役立ち効果を発揮します。
【ナムル】
韓国料理と聞いて、どんな料理をイメージしますか。キムチやトッポギ、ビビンバなどは日本人にも人気の料理でしょうか。でも「ナムル」も韓国料理の定番といえるのです。
「ナムル」とは、野菜や山菜、野草などを茹でて、ごま油や塩、にんにくなどで味付けした韓国料理です。韓国では家庭でもよく作られる一品で、豆もやしやホウレン草、人参など、さまざまな食材で作ることができます。
ナムルは「野(ナ)」と「物(ムル)」が組み合わさった言葉で、「野物(野菜)」という意味があるようです。地域や季節によってナムルの種類は異なり、豆もやしの「コンナムル」をはじめ、大根の「センナムル」、ほうれん草の「シグムチナムル」、ぜんまいの「コビナムル」、ナスの「カジナムル」もよく食べられます。ナムルの種類は実に豊富で、ナムルにならない野菜はないともいわれています。韓国の家庭の冷蔵庫には常に数種類のナムルが常備されているようです。
日本では料理をよく混ぜて食べるという文化がありませんが、韓国のナムルは混ぜることでおいしさがアップする料理です。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。