6月16日(日)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/05/22
本日のメニュー
🌟メイン🌟
とり天・おろしだれ
🌟サブメイン🌟
ニョッキ・トマトミートソース
🌟サイドメニュー🌟
・野菜のちぎり揚げ
・オクラと山芋のおひたし
・カリフラワーと人参のマリネ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
454kcal |
14.2g | 11.0g | 73.1g | 1.7g |
デラックス | 685kcal | 22.6g | 17.9g | 106.3g | 2.5g |
☆プチ情報☆
【ニョッキ】
ニョッキ“Gnocchi”とはイタリア語で「塊」や「団子」という意味を持つ料理。ジャガイモと小麦粉を合わせて団子にしたショートパスタの一種で、古代ローマ時代から食べられてきたとも言われています。
金曜日は質素な食事をとる風習があったキリスト教において、木曜日は腹持ちのいいニョッキがよく食されていました。そのため今でも、本場イタリアでは馴染みのあるパスタです。もちもちとした食感が魅力で、子供から大人まで楽しめる料理です。
【オクラ】
独特の粘り気とプチプチとした感触が特徴的なオクラ。夏を代表する野菜で、かつお節や納豆と混ぜたりしても美味しいですね。夏の暑い食欲がない時でもさらっと食べられるのも魅力です。そんなオクラはまさにビタミンと食物繊維の宝庫!オクラで注目すべき最初の栄養はビオチンです。
ビオチンは、レバーや種実類に豊富な栄養でなので、これらの食品に比べると野菜に含まれるビオチンの量は劣ります。ですが、上のグラフの通り、オクラは野菜類の中で比較的多くビオチンを多く含んでいます。
また、メリットとしてはビオチンは水溶性ビタミンのため、煮るなどの調理をすると食品から抜け出てしまいますが、オクラは生のまま食べることができるので、食事でのビオチン摂取量は高くなります。
ビオチンは、三大栄養素の代謝をサポートし、皮膚や髪の健康を保つ効能があります。
ビオチンは、とくに糖質の代謝に関わる栄養で、疲労物質の乳酸を再度、糖質に作り変える働き(糖新生)があります。糖質はエネルギー源ですから、ビオチンは疲労回復に有効です。
オクラのネバネバ成分には、ガラクタン、アラバン、ペクチンなどといった食物繊維が含まれています。
オクラの食物繊維は、不溶性3.6g:水溶性1.4gと比較的バランスのとれた量で、これら食物繊維には整腸作用があり、便秘を予防・解消する効能があるとされています。
さらに、ペクチンにはコレステロールを抑制する作用があるので、血糖値が高い方には積極的に摂っていただきたい栄養素です。
βカロテンは色鮮やかな緑黄色野菜に多く含まれる栄養素。このβカロテンの最大の特徴は、「体内で必要に応じてビタミンAに変換される」という点です。
ビタミンAに変わったβカロテンは、他のビタミンや栄養素の働きを促進する効果や、皮膚を正常に保ったり、視力を維持させたりする効能があります。
また丈夫な骨づくりのサポートやカラダの成長を促進させる作用もあるので、とくに成長期の子どもには欠かせない栄養です。オクラにはカルシウムも多く含まれています。「カルシウムが不足するとイライラする」といわれますね。
これは血液中のカルシウム濃度が低下すると「情緒不安定」、「集中困難」といった精神症状、つまりイライラ状態になることは医学的にも認められています。
カルシウムは骨だけでなく、心を落ち着かせるためにも必要な成分なのです。
オクラは、食物繊維、ビオチンなど便秘解消や疲労回復に有効な食品です。
多くの女性が持つ便秘の解消や疲労回復効果は見逃せないですね。
その他にも、美肌効果やアンチエイジング効果、カリウムや代謝を促すビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2を含み、女性にうれしい効能がたくさんあります。いつまでも若々しいお肌や髪の毛を保ち続けるためにも、オクラは女性にこそ食べてほしい野菜です。
【山芋】
山芋は栄養豊富な食材として注目されていますが、その一方でさまざまな身体によい健康効果などが期待できる食材でもあるのです。山芋は昔から栄養が豊富な食材だといわれています。それは山芋に含まれている栄養素に、さまざまな健康効果があるからです。たとえばカリウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいるので、血圧を正常に保つ効果が期待できます。さらに注目の山芋の健康効果が胃腸の働きの促進です。山芋に含まれるアミラーゼには、胃腸の働きを促進する効果があるといわれており、山芋をすりおろして作るとろろごはんは胃腸が弱っているときにもおすすめのメニューとなっています。山芋はさまざまな栄養を含んでいるので、食べることでさまざまな健康効果が期待できる食材です。
【にんじん】
にんじんには、β-カロテン・カリウム・食物繊維が含まれています。
目の健康を保つβ-カロテンから変換されたビタミンAの主要成分レチノールには、目の粘膜を健康に保つ働きがあります。また、視細胞での光刺激反応に関与する物質の合成にも使われており、薄暗い場所で視力を保つ効果も期待できます。また、肌の健康を保つビタミンA(β-カロテン)には皮膚の粘膜を健康に保つ働きもあります。抗酸化作用により細胞の酸化が抑制されるため、肌の老化を防ぐ効果も期待できます。β-カロテンの適度な摂取は、肌の健康を維持することに役立ちます。
生活習慣病の予防としてβ-カロテンの抗酸化作用により、人体に有害となる活性酸素の発生や働きを抑える効果があります。活性酸素が増えると生活習慣病を引き起こす要因となるので、抗酸化物質のβーカロテンを摂取することで活性酸素の働きが抑制されるため、生活習慣病の予防にもつながります。
【マリネ】
マリネの名前の由来はフランス語のmarinéで、海を意味するmarinから派生した言葉と考えられています。これは、マリネの原形が食材を塩水に漬けた調理法だったことといわれています。時間の経過と共に塩水にハーブや香辛料が加えられるようになり、さらにつけ汁が塩水から酢やレモン汁、ワイン、油と多様化していったのです。前菜として登場することが多い料理です。
マリネとはマリネ液に食材を漬ける調理法のことを指し、それによって食材に風味をつける、あるいは柔らかくすることを目的に用いられます。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。