6月10日(月)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/05/22
本日のメニュー
🌟メイン🌟
宮崎郷土料理チキン南蛮・タルタルソース
🌟サブメイン🌟
国産真鯛入りふわふわつみれ・ゆずあんかけ
🌟サイドメニュー🌟
・ツナとブロッコリーのコンソメ煮
・白菜漬けのピリ辛ナムル
・オクラと山芋のポン酢ジュレ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
457kcal |
12.9g | 14.6g | 67.0g | 2.3g |
デラックス | 724kcal | 20.7g | 27.1g | 96.9g | 3.4g |
☆プチ情報☆
【宮崎郷土料理チキン南蛮】
九州の南部に位置する宮崎県は、海や山に囲まれた豊かな環境で、海の幸も山の幸もたっぷり。鶏、豚、牛のブランド肉や、新鮮な魚介を使った郷土料理は、宮崎県民の元気のもとでもあります。延岡市発祥で、今となっては全国的に広まった「チキン南蛮」。「直ちゃん」や「おぐら」が元祖の店と言われています。
宮崎地鶏を使ったチキン南蛮の決め手は、ほんのり甘いタルタルソース。ソースはお店によってさまざまですが、子どもも大人も大好きなチキン南蛮は、ごはんに合う洋食としても大人気。宮崎の郷土料理としてのスペシャルな美味しさを、ぜひ味わってみてくださいね。
【ツナ】
ツナはサラダやパスタ、おにぎりと、使い勝手のいい食品です。主役になったり、脇役になったりとクセのない味で幅広い活用ができます。ツナにはタンパク質、ビタミンB2、鉄分、ナトリウム、亜鉛、ビタミンE、脂質には必須脂肪酸のDHAとEPAが含まれています。
マグロ(ビンナガ、キハダ)はツナ缶に加工した方が、EPAの含有量が高くなります。
DHAやEPAの効能は、血液をサラサラにするなど、血液や血管の健康に関わるほか、学習能力を高める効能が期待されています。
脳の神経の保護や再生、脳細胞の活性化をすると言われ、このような効能は記憶力や判断力、注意力なども高めるとして、成長期のお子さんのみならず幅広い年齢の方に必要な栄養です。
タンパク質の効能は筋肉や肌、臓器など私たちの体を作ることで有名ですが、免疫力のアップや血管や血液、酵素を作るなど様々な効能を持つ栄養です。
タンパク源はお肉がメインに考えられますが、魚からは良質な脂質も一緒に摂れるので、魚からもタンパク質を摂るように心がけたいですね。
ツナはビタミンB群やミネラル、植物油のリノール酸も一緒に摂れるので、多くの効能が得られます。三大栄養素の代謝に大切なビタミンB群を含みますが、中でもナイアシンが多く、皮膚や粘膜の健康維持する効能があります。止血の効果効能を持つビタミンKなども比較的多めです。カリウムや亜鉛を含み、ナトリウムの神経や筋肉の正常な動きをする効能は、体に大切な働きをもたらします。
【ブロッコリー】
ブロッコリーに含まれている栄養成分のなかでも注目すべきものは、ビタミンK、C、E、K、葉酸、モリブデン、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維などです。
その効果として、風邪を早く治す、血圧を下げる、中性脂肪やコレステロールを減らす、血糖値をおさえる、便秘解消、貧血予防、ストレスから守る、美肌・美髪、胎児の発育を守る、アンチエイジング、などが期待できます。
カリウムは高血圧の予防に欠かせない栄養素です。ナトリウムを排出する働きがあり、高血圧の原因となる塩分の摂りすぎを調整してくれます。また塩分の摂りすぎによるむくみが気になるときにも、積極的にカリウムを取り入れることでむくみ解消に役立ちます。
鉄は鉄欠乏性貧血の予防に欠かせません。鉄はヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運ぶ役割をしています。鉄が不足することでヘモグロビン濃度が低下し貧血の状態になると、動悸、息切れ、疲労感、頭痛といった症状があらわれることがあります。
とくに女性は月経により鉄が失われやすいため、意識して取り入れましょう。
葉酸は細胞の増殖に関わる栄養素で、不足することで造血機能に影響して巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)という貧血の原因になることがあります。また妊娠中に葉酸を摂取することで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクが下がることがわかっています。とくに妊娠が発覚する前から必要とされるため、妊娠を希望する女性や妊娠を計画している女性は意識して取り入れる必要があります。
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要で、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。また抗酸化作用があり、動脈硬化やがん、老化、免疫機能の低下を引き起こす活性酸素を取り除く働きがあります。たんぱく質は、皮膚や筋肉などの組織の材料となるため、美肌づくりや筋力アップにも役立ちます。ブロッコリーのたんぱく質は、野菜の中でもトップクラスの含有量で、効率的にたんぱく質を補給できます。
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンは、発がん物質を解毒することにより、がん予防に役立つと考えられています。スルフォラファンは辛味成分のひとつで、大根やワサビにも含まれている成分です。中でも、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」に特に多く含まれることが知られています。
【山芋】
山芋は栄養豊富な食材として注目されていますが、その一方でさまざまな身体によい健康効果などが期待できる食材でもあるのです。山芋は昔から栄養が豊富な食材だといわれています。それは山芋に含まれている栄養素に、さまざまな健康効果があるからです。たとえばカリウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいるので、血圧を正常に保つ効果が期待できます。さらに注目の山芋の健康効果が胃腸の働きの促進です。山芋に含まれるアミラーゼには、胃腸の働きを促進する効果があるといわれており、山芋をすりおろして作るとろろごはんは胃腸が弱っているときにもおすすめのメニューとなっています。山芋はさまざまな栄養を含んでいるので、食べることでさまざまな健康効果が期待できる食材です。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。