5月19日(日)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/04/26
本日のメニュー
🌟メイン🌟
黒トリュフ風味唐揚げ
🌟サブメイン🌟
牛肉ときのこのバジル炒め
🌟サイドメニュー🌟
・大豆とインゲンのアンチョビ炒め
・青葉のおひたし
・ツナ・ひじき・水菜の梅ネギサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
デラックス |
678kcal |
22.3g | 22.3g | 94.9g | 2.7g |
ヘルシー | 444kcal | 14.0g | 12.5g | 67.3g | 1.8g |
☆プチ情報☆
【牛肉】
ステーキやすき焼き、牛丼などで使われるですが、お肉の中では高価なイメージがあります。そんな牛肉がどのような食材なのか紹介していきます。
牛肉はタンパク質が豊富に含まれています。タンパク質をしっかり摂取すると筋肉量が増え、代謝が上がってカロリーの消費量が増えます。さらに、牛肉はL-カルニチンという栄養素が含まれており、これは体内の脂肪をエネルギーに変換してくれる栄養素です。L-カルニチンを摂取することで体脂肪の蓄積を予防することもできます。
ビタミンB6はタンパク質がエネルギーに代わる時や、筋肉生成時に働くタンパク質との相性が良い栄養素です。ビタミンB12は血の生成に役立つ栄養素のため、貧血の予防などに効果的です。また、脳からの指令を正常に神経に伝える役割も担っています。牛肉を食べれば、1日に摂取するビタミンB12の9割を摂取することが可能です。牛肉に豊富に含まれているナイアシンはビタミンB群の一つで糖質や脂質からエネルギーに変えてくれる成分です。タンパク質の代謝にも関わっており、アルコールの代謝や血液循環を良くする成分です。抗酸化作用もあるため、若返りの効能もあります。亜鉛、鉄分ともに日本人に不足しがちな栄養素なので、牛肉はこの2つを効率よく摂取できる栄養素です。
亜鉛、鉄分には貧血予防はもちろんのこと、疲労回復の効能もあります。さらに牛肉の鉄分はヘム鉄(動物性食品に含まれる)と呼ばれており、非ヘム鉄(植物性食品に含まれる)よりも吸収率が高いので、効率的に鉄分を摂取できます。
【大豆】
ひとくくりに「豆」と言っても、世界中ではさまざまな種類の豆類が食されていますよね。日本でお馴染みの豆と言えば大豆。マメ科に属する一年草で、種子を食用とする穀物の一種です。「畑の肉」と言われるほど非常にタンパク質が多く含まれており、米、麦、粟、稗と並び、五穀に数えられる主要な穀物です。私たちの体に嬉しい栄養成分が豊富なのです。味噌や醤油の主原料として使われる以外にも、豆腐やきな粉など様々な食品に加工されます。
大豆といえば、ダイエット食品としても広く知られている食材ですが、大豆のカロリーが高い理由は、脂質が多いからなのです。しかし肥満を防止するためには、牛肉や豚肉などの動物性タンパク質を減らし、大豆のような植物性タンパク質を増やすことが大切です。お肉やお魚の代わりや、お菓子の代わりに大豆を摂るのはダイエットにも役立つといえるでしょう。
【ツナ】
ツナはサラダやパスタ、おにぎりと、使い勝手のいい食品です。主役になったり、脇役になったりとクセのない味で幅広い活用ができます。
ツナにはタンパク質、ビタミンB2、鉄分、ナトリウム、亜鉛、ビタミンE、脂質には必須脂肪酸のDHAとEPAが含まれています。
マグロ(ビンナガ、キハダ)はツナ缶に加工した方が、EPAの含有量が高くなります。
DHAやEPAの効能は、血液をサラサラにするなど、血液や血管の健康に関わるほか、学習能力を高める効能が期待されています。
脳の神経の保護や再生、脳細胞の活性化をすると言われ、このような効能は記憶力や判断力、注意力なども高めるとして、成長期のお子さんのみならず幅広い年齢の方に必要な栄養です。
タンパク質の効能は筋肉や肌、臓器など私たちの体を作ることで有名ですが、免疫力のアップや血管や血液、酵素を作るなど様々な効能を持つ栄養です。
タンパク源はお肉がメインに考えられますが、魚からは良質な脂質も一緒に摂れるので、魚からもタンパク質を摂るように心がけたいですね。
ツナはビタミンB群やミネラル、植物油のリノール酸も一緒に摂れるので、多くの効能が得られます。三大栄養素の代謝に大切なビタミンB群を含みますが、中でもナイアシンが多く、皮膚や粘膜の健康維持する効能があります。止血の効果効能を持つビタミンKなども比較的多めです。カリウムや亜鉛を含み、ナトリウムの神経や筋肉の正常な動きをする効能は、体に大切な働きをもたらします。
【ねぎ】
シャキシャキとした食感とピリッとした香味だけでなく、料理に彩りも添えてくれる万能野菜です。ねぎが好きという人も多いのではないでしょうか。
ねぎには、硫化アリルという栄養成分が多く含まれています。硫化アリルは、ねぎの強い香り成分で、血行促進や疲労回復に効能があります。
さらに硫化アリルには抗菌作用と鎮静作用もあることから、昔からねぎには風邪を治す効果があるとされてきました。硫化アリルはビタミンB1と相性が良く、体内への吸収率を高めるので、肉類などビタミンB1を多く含む食品と一緒に調理するのがおすすめです。また、ねぎには美容に良いとされている栄養ビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCは、強い抗酸化作用により、細胞のアンチエイジングに効能があります
お肌の細胞の老化を防ぐため、女性が気になる美肌や美白には、欠かせない栄養と言えるでしょう。さらにビタミンCは免疫力強化にも働く栄養なので、風邪をひいたときにはねぎを摂取するのがおすすめです。
ねぎには、ネギオールという栄養が含まれていることが大きな特徴です。
ネギオールには強い殺菌作用があります。胃炎などの原因になるピロリ菌の撃退や、風邪の予防・治療などに効能があります。ネギオールには発汗作用もあるので、風邪をひいたときには熱冷ましの効能も期待できるでしょう。
ねぎには、脂溶性の性質を持つビタミンKも含まれています。
ビタミンKは、血液を固める作用で傷口をふさぐことから、別名「止血のビタミン」と呼ばれる栄養です。
また、ビタミンKは、タンパク質を活性化して骨吸収を抑える働きもあり、老年期の女性に多く見られる骨粗鬆症の予防にも効能がある栄養です。
ねぎの旬は11~2月の冬になります。とれたてのねぎは格別ですので、ぜひご賞味下さい。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。