5月8日(水)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/04/21
本日のメニュー
🌟メイン🌟
ハンバーグ~デミグラス煮込み~
🌟サブメイン🌟
お楽しみ1品
🌟サイドメニュー🌟
・豆乳入りふっくらがんも煮
・チンゲン菜とパプリカのオイスターソース炒め
・ツナ入り!切干大根ときゅうりのさっぱりサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
デラックス |
598kcal |
14.8g | 14.9g | 98.8g | 2.1g |
ヘルシー | 409kcal | 10.5g | 9.3g | 68.9g | 1.6g |
☆プチ情報☆
【デミグラスソース】
デミグラスソースは西洋料理の基本的なソースに数えられるもので、色は褐色。ブラウンソースを煮詰めて風味づけしたものです。
フランス語でdemi-glaceといいます。言葉の意味を追いかけるとドミグラスソースのドミは半分という意味、グラスは氷をさしており煮こごりのままに詰めるという意味になります。つまりドミグラスソース、デミグラスソースとは、しっかりと煮詰めた濃厚なソースであるということ。1990年代の初期に、フランス料理のあるシェフが使い始めたそうです。
基本的な作り方は小麦粉をバターで色付くまで炒めたら一度冷却してそこに牛のお肉、骨、ミルポワという玉ねぎ、人参、セロリ、といった野菜を煮込んでできた出汁をいれて半分くらいの量になるまで煮詰めて、マデラワインなどを使って風味を付けるというのが基本的な過程です。
【がんもどき】
がんもどきの原材料は豆腐です。がんもどきとは、潰した豆腐に人参やひじきなどの具材を混ぜて、油で揚げた物です。また、がんもどきの由来は江戸時代にまでに遡り、当時は豆腐ではなくこんにゃくが用いられていたと言われています。
当初は精進料理として作られたのが始まりだと言われています。精進料理では肉魚が使えないため、こんにゃくで雁の肉を再現したことから、がんもどきの名前が付けられました。また関西では、がんもどきのことを「飛龍頭(ひろうす)」の名前で呼ばれますが、この名前とはポルトガルのお菓子、フィリオースが由来となったと言われています。
【チンゲン菜】
肉厚で柔らかく、シャキシャキとした歯ごたえがたまらないチンゲン菜。漢字では「青梗菜」と書き、中華料理の炒め物やスープなどによく使われています。季節を問わず出回っていますが、旬は春と秋です。なかでも、10~11月頃に収穫されたチンゲン菜が最もおいしい時期となります。
今回は、そんなチンゲン菜の栄養と効能について紹介します。色鮮やかで見た目もよいのですが、驚くほど豊富な栄養が詰まっています。
チンゲン菜に含まれる栄養の代表格といえば、β-カロテン。チンゲン菜などに含まれているβ-カロテンは、体内で必要な量がビタミンAに変化する栄養素で、様々な効能が期待できます。
なかでもビタミンAの視力維持の効能は注目されており、いわゆる「鳥目」の予防に効果的です。夜目が利かない人やドライアイに悩まされている人、仕事で目を酷使する人にはおすすめの栄養です。β-カロテンは、モロヘイヤや人参、ほうれん草などに含まれています。近年はスマホを長時間使用する人達が増えているので、日常的に摂取するように心掛けましょう。また、皮膚や粘膜を健康に保つ効能も持ち合わせていますので、肌荒れや風邪の予防にも効果的な栄養です。
チンゲン菜の栄養にはカリウムも豊富に含まれています。カリウムはミネラルに分類される栄養の一種で、細胞内の浸透圧を調整する効能があります。細胞外の浸透圧を調整するナトリウムとバランスを取り合いながら、水分量を調整しているのです。カリウムが不足すると、筋肉のマヒや腎臓障害など重大な病気を招くことになります。とくに夏場は汗と一緒にカリウムを発散しがちなので、カリウムを豊富に含む食品を意識して摂取するよう心がけましょう。
チンゲン菜にはカルシウムが含まれています。カルシウムには、骨や歯を丈夫にする効能があり、人体に含まれるカルシウムのうち99%は骨や歯に含まれています。そのため、カルシウムが不足すると骨が弱くなり、骨折しやすくなったり骨の成長がストップしたりします。成長期の子供や、骨が弱くなりやすい更年期の女性はとくに意識して摂取していきましょう。乳製品や魚からカルシウムを摂取できない時は、チンゲン菜などの野菜からもうまく取り入れたいですね。
チンゲン菜にはビタミンKも含まれています。ビタミンKには血液を固める凝固作用があり、出血を止める効能があります。逆に、ビタミンKが不足すると出血しやすくなり、鼻血や血尿、ケガなどでの出血が止まらなくなるといった症状が起こります。
チンゲン菜に含まれるβ-カロテンは油と相性がいいので、一緒と一緒に摂ると体内への吸収率がアップします。
チンゲン菜とタンパク質を含む鶏肉の組み合わせは、動脈硬化の予防におすすめです。また、タンパク質はチンゲン菜のカルシウムの吸収を高めてくれる効果もあります。
【きゅうり】
「世界一カロリーが低い果実」として1987年にギネスブックに認定されたきゅうり。きゅうりの95%は水分で構成されており、カラダを冷やす効能があります。
きゅうりは夏野菜の代表格で、旬は夏です。暑い夏にカラダを冷やす効能は嬉しいですね。
きゅうりにはカリウムという栄養素が含まれます。カリウムは、ミネラルに分類される栄養で、体内の余計なナトリウム(塩分)を排泄する効能があります。体内の余計な塩分を排泄することによって、高血圧の予防やむくみの解消につながります。また、カリウムには細胞内外の水分量や浸透圧を調整する効果もあり、カラダの中を正常に保つ働きがあります。
きゅうりには、シトルリンと呼ばれる栄養が含まれています。シトルリンとは、すいかから発見された栄養素で、ウリ科の植物に含まれるアミノ酸の一種です。シトルリンには一酸化窒素を活性化させる働きがあります。一酸化窒素が活性化すると血管が広がりますので、血流を良くする効能があります。そのため、冷え性の改善や精力アップ、二日酔いの防止などの効果が期待できます。
きゅうりに含まれているシトルリンは、天然保湿因子(NMF)を構成するアミノ酸でもあります。天然保湿因子とは、肌の角質細胞内にある水分を保湿する働きのある因子です。
そのため、天然保湿因子を構成するシトルリンには、肌を美しく保つ効果があります。
また、シトルリンには成長ホルモンの分泌を促す効能もあり、筋肉増強効果も期待できます。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。