5月5日(日)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/04/21
本日のメニュー
🌟メイン🌟
チーズインハンバーグBBQソース
🌟サブメイン🌟
豆腐麺の長崎ちゃんぽん風
🌟サイドメニュー🌟
・カニカマの天ぷら
・オクラの胡麻和え
・ブロッコリーの梅おかかサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
デラックス |
701kcal |
17.1g | 23.9g | 101.0g | 2.6g |
ヘルシー | 456kcal | 11.6g | 13.4g | 70.3g | 1.8g |
☆プチ情報☆
【豆腐麵】
豆腐麺とは、豆腐に圧力をかけて水分を抜き、軽く乾燥させた食材です。文献によると中国大陸で8世紀前半唐代に食べられるようになり、以来、中華圏における伝統的な“家常菜”(ジャーチャンツァイ:一般家庭で普段食べられている家庭料理)の材料として、広く認知・普及しています。中華圏では和え物や炒め物、巻物の皮など幅広く利用されており、現在100種類以上の食べ方があると言われています。原材料は大豆とにがりのみで、とてもシンプルです。
栄養的な特徴としては、タンパク質が豊富で、糖質が低いという点につきます。パスタと比較しても、たんぱく質は約3倍、糖質は約25分の1となっています。また、グルテンが含まれていませんので、グルテンフリーの食生活に取り組んでいる方にもおすすめです。性質上、一般的な麺より茹で伸びしにくいので味を損なうことなく保存ができます。
【長崎ちゃんぽん】
長崎県長崎市発祥といわれる「ちゃんぽん」は、明治時代から長崎で愛されていた地元を代表するグルメの1つです。エビやイカなどの魚介類、肉、野菜、かまぼこ、具だくさんであることと、太くコシのある特製麺が特徴です。
長崎発祥の長崎ちゃんぽんは、明治時代中期、福建省からやってきた中華料理屋の主人によって考案されました。
もともとは中国の留学生が、きちんと栄養を取れるようにと考えられたものでしたが、あまりの美味しさに長崎の人達も好んで食べるようになりました。
ちゃんぽんの語源には諸説ありますが、福建語で簡単な食事を意味する「喰飯(シャンポン)」という言葉がなまって生まれたというもの。 そのほか、鉦(かね)の音を表す「ちゃん」、鼓の音を表す「ぽん」と、違うものがまざったことを表現する言葉として生まれた説や、長崎ともゆかりの深いポルトガルの言葉で「ごちゃまぜにする」といった意味を持つ「チャンポン」という言葉からきたという説もあります。 総じて「いろんなものを混ぜる」という意味を持つ言葉となったちゃんぽんが、数種類のお酒を飲むことにも使われるようになりました。どこか異国情緒の漂う、ユニークな響きの「ちゃんぽん」という言葉。「ごちゃ混ぜにする」という共通の意味で、意外にも深いつながりがあるとされているのは驚きです。
【オクラ】
独特の粘り気とプチプチとした感触が特徴的なオクラ。夏を代表する野菜で、かつお節や納豆と混ぜたりしても美味しいですね。夏の暑い食欲がない時でもさらっと食べられるのも魅力です。そんなオクラはまさにビタミンと食物繊維の宝庫です。
オクラで注目すべき最初の栄養はビオチンです。ビオチンは、レバーや種実類に豊富な栄養ですが、オクラは野菜類の中で比較的多くビオチンを多く含んでいます。
また、ビオチンは水溶性ビタミンのため、煮るなどの調理をすると食品から抜け出てしまいますが、オクラは生のまま食べることができるので、食事でのビオチン摂取量は高くなります。ビオチンは、三大栄養素の代謝をサポートし、皮膚や髪の健康を保つ効能があります。とくに糖質の代謝に関わる栄養で、疲労物質の乳酸を再度、糖質に作り変える働きがあります。糖質はエネルギー源ですから疲労回復に有効です。
オクラのネバネバ成分には、ガラクタン、アラバン、ペクチンなどといった食物繊維が含まれています。オクラの食物繊維は、不溶性3.6g:水溶性1.4gと比較的バランスのとれた量で、これら食物繊維には整腸作用があます。さらに、ペクチンにはコレステロールを抑制する作用があるので、血糖値が高い方には積極的に摂っていただきたい栄養素です。
βカロテンは色鮮やかな緑黄色野菜に多く含まれる栄養素。このβカロテンの最大の特徴は、「体内で必要に応じてビタミンAに変換される」という点です。ビタミンAに変わったβカロテンは、他のビタミンや栄養素の働きを促進する効果や、皮膚を正常に保ったり、視力を維持させたりする効能があります。また丈夫な骨づくりのサポートやカラダの成長を促進させる作用もあるので、とくに成長期の子どもには欠かせない栄養です。オクラにはカルシウムも多く含まれています。「カルシウムが不足するとイライラする」といわれます。血液中のカルシウム濃度が低下すると「情緒不安定」、「集中困難」といった精神症状、つまりイライラ状態になることは医学的にも認められています。カルシウムは骨だけでなく、心を落ち着かせるためにも必要な成分なのです。
その他にも、美肌効果やアンチエイジング効果、カリウムや代謝を促すビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2を含み、女性にうれしい効能がたくさんあります。
いつまでも若々しいお肌や髪の毛を保ち続けるためにも、オクラは女性にこそ食べてほしい野菜です。
【ブロッコリー】
ブロッコリーに含まれている栄養成分のなかでも注目すべきものは、ビタミンK、C、E、K、葉酸、モリブデン、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維などです。
その効果として、風邪を早く治す、血圧を下げる、中性脂肪やコレステロールを減らす、血糖値をおさえる、便秘解消、貧血予防、ストレスから守る、美肌・美髪、胎児の発育を守る、アンチエイジング、などが期待できます。
カリウムは高血圧の予防に欠かせない栄養素です。ナトリウムを排出する働きがあり、高血圧の原因となる塩分の摂りすぎを調整してくれます。また塩分の摂りすぎによるむくみが気になるときにも、積極的にカリウムを取り入れることでむくみ解消に役立ちます。
鉄は鉄欠乏性貧血の予防に欠かせません。鉄はヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運ぶ役割をしています。鉄が不足することでヘモグロビン濃度が低下し貧血の状態になると、動悸、息切れ、疲労感、頭痛といった症状があらわれることがあります。
とくに女性は月経により鉄が失われやすいため、意識して取り入れましょう。
葉酸は細胞の増殖に関わる栄養素で、不足することで造血機能に影響して巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)という貧血の原因になることがあります。また妊娠中に葉酸を摂取することで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクが下がることがわかっています。とくに妊娠が発覚する前から必要とされるため、妊娠を希望する女性や妊娠を計画している女性は意識して取り入れる必要があります。
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要で、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。また抗酸化作用があり、動脈硬化やがん、老化、免疫機能の低下を引き起こす活性酸素を取り除く働きがあります。たんぱく質は、皮膚や筋肉などの組織の材料となるため、美肌づくりや筋力アップにも役立ちます。ブロッコリーのたんぱく質は、野菜の中でもトップクラスの含有量で、効率的にたんぱく質を補給できます。
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンは、発がん物質を解毒することにより、がん予防に役立つと考えられています。スルフォラファンは辛味成分のひとつで、大根やワサビにも含まれている成分です。中でも、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」に特に多く含まれることが知られています。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。