4月8日(月)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/03/24
本日のメニュー
🌟メイン🌟
北海道産玉葱&牛乳使用!ベーコンのオニオンクリーミーコロッケ
🌟サブメイン🌟
台湾風蒸し鶏の香味ネギソース~ピリ辛野菜添え~
🌟サイドメニュー🌟
・静岡名物!黒はんぺんフライ
・スナップエンドウとパプリカの柚子胡椒炒め
・ポテトサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
デラックス |
706kcal |
19.6g | 23.3g | 101.6g | 2.5g |
ヘルシー | 491kcal | 13.0g | 15.8g | 72.4g | 1.8g |
☆プチ情報☆
【玉ねぎ】
オニオンスープやサラダ、野菜炒めにオニオンリング、カレーなど様々な料理に使われています。まさに、万能野菜の一つですね。玉ねぎが大好きという方も多いのではないでしょうか。
玉ねぎに含まれる栄養で代表的なものは、硫化アリルという化合物です。玉ねぎを切った時に目が痛くなりますね。これは硫化アリルが原因です。
硫化アリルは、にんにくや玉ねぎなどのユリ科の植物に多く含まれる栄養成分で、独特の香りと辛みを出します。
硫化アリルはビタミンB1の吸収を高める効能があり、新陳代謝を活発にしたり、疲労回復などの効能も期待できます。
ちなみに、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える効果、脳や神経の機能を維持する効能、夏バテ対策に有効な栄養です。ビタミンB1と硫化アリルを同時に摂取することで、硫化アリルがビタミンB1の吸収を高めてくれます。
なお、玉ねぎに多く含まれている硫化アリルは水に溶けやすい性質を持つため、サラダなどで食べるときは水にさらしすぎないように注意しましょう。
硫化アリルには血液凝固作用を遅らせる働きがあり、血液をサラサラにして血栓を予防する効能があります。
よく、玉ねぎを食べると血液がサラサラになると言われていますが、その正体は硫化アリルだったんですね。
また、血栓を予防することから、動脈硬化や高血圧、脳梗塞など、血管系の病気の予防にも役立ちます。
玉ねぎにはケルセチンと呼ばれる栄養成分も含まれています。
ケルセチンはポリフェノールに分類される栄養成分の一種で、抗酸化作用を持ち、活性酸素を取り除く働きがあります。玉ねぎの皮に多く含まれているのが特徴ですね。
ケルセチンは血管をしなやかにする働きがあり、血流を改善する効果、コレステロール値を下げる効能があります。上で説明した硫化アリル同様、血管や血流を健康に保つ効果があるんですね。玉ねぎが血管系に強い野菜であることが分かります。
ケルセチンはほかにも、血糖値の上昇を抑える効果、関節痛やアレルギー症状を緩和させるなどの効能があります。
【黒はんぺん】
黒はんぺんは、魚の練り物の一種です。その特徴は、黒い色合いであることです。主な材料は、魚のすり身や魚のすり身を使った練り物です。一般的には、タイやサバ、スケトウダラなどの魚を使用します。これらの魚のすり身に、調味料や香辛料を加えて練り上げ、形状を整えて作られます。黒はんぺんは、その独特の黒い色合いが特徴です。この色は、魚のすり身に含まれる鉄分やアミノ酸の反応により生まれます。また、食感はやわらかく、噛むと口の中でほどけるような食感が楽しめます。青魚をまるごと1匹すり潰して作られているため、栄養価が高い食材です。以下に黒はんぺんに含まれる栄養成分を詳しく説明します。
たんぱく質: 人間の体の筋肉や内臓、皮膚などを作る材料となる栄養素で、ホルモンや酵素の調整にも必要です。
鉄分: 貧血を防ぐ効果があります。
カルシウム: 歯や骨を構成し、骨粗鬆症を予防するのに役立ちます。
ビタミンD: カルシウムの吸収を促進し、カルシウム不足が気になる人におすすめです。
EPA:青魚特有の成分で、血液の循環や心臓の健康に良い影響を与えます。
DHA:青魚に多く含まれ、脳の健康や視力の維持に寄与します。
【スナップエンドウ】
スナップエンドウとは、絹さややグリーンピースといったエンドウの一種で、さやと豆の両方を一緒に食べられるように改良された野菜です。1970年代後半にアメリカから導入された比較的新しい野菜で、成長しても肉厚のサヤは柔らかく、実(豆)が熟しても軟らかい、シャキッとした歯触りと豆の甘みが強いのが特徴です。
スナップエンドウの栄養の中で注目するのは、ビタミンCです。スナップエンドウのビタミンCは、実はキャベツよりも多いのが特徴のひとつです。食物繊維やビタミンB1、ミネラル類も含み、炭水化物も量を含みます。
ビタミンCの効能には、美白や肌のハリを保つ美肌効果が期待されています。
抗酸化作用を持ち、紫外線によって発生するメラニン色素の生成を抑える作用や、コラーゲンの合成を促進する効能が、シミやソバカスを予防して肌のたるみを防ぎます。
ストレスに適応するホルモンの合成にも関わるので、ストレスの緩和にも重要な栄養です。β-カロテンは体内でビタミンAに変化して皮膚や粘膜の健康を維持する効能があります。そして、抗酸化作用があるので、ビタミンCとの相乗効果でより抗酸化力が高められます。動脈硬化を防いで心臓病の予防などの効能も期待されています。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。