3月27日(水)の★Specialメニューと栄養価を紹介します。
2024/03/07
本日の★Specialメニュー
🌟メイン🌟
4種の海鮮お出汁の豊かな風味~贅沢唐揚~
🌟サブメイン🌟
鱈のちゃんちゃん風味噌ダレ
🌟サイドメニュー🌟
たっぷり野菜の揚げ餃子
きのこの山椒炒め
ツナ入り!きゅうりとコーンのオニオンサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
487kcal |
13.9g | 15.2g | 70.3g | 1.6g |
デラックス | 742kcal | 22.1g | 26.5g | 99.4g | 2.4g |
☆プチ情報☆
【唐揚げ】
「唐」揚げという名前の通り、ルーツは中国です。江戸時代初期のころに中国から伝わり、独自の発展を遂げながら日本各地へ広まっていったとされています。当時は小さく切った豆腐を油で揚げ、醤油と酒などで煮たものを「唐揚げ」と呼んでいたそうです。
現代の「唐揚げ」が外食メニューに登場したのは昭和7年ごろ、現在の(株)三笠会館(東京・銀座五丁目)の前身「食堂・三笠」でのことです。 三笠会館は大正14年創業。当時は、東京・京橋木挽町に「かき氷屋・三笠」を開店しました。その後、店はカレーやサンドイッチなども扱う「食堂・三笠」となり、昭和2年には歌舞伎座の前の三原橋側に移転、昭和7年には銀座一丁目に鶏料理専門の支店を開業するまでとなりました。ところが支店は営業不振となりその赤字は本店にも打撃を与えるほど大きくなっていき、当時の料理長がこの営業不振をなんとかしようと知恵を絞り、打開策として考案したメニューが「若鶏の唐揚げ」でした。
唐揚げが食卓に多く見られるようになったのは、ここ30~40年のことです。その中でも多くの養鶏場があった大分県北部(中津市・宇佐市など)では、特に唐揚げを愛する文化が根付き、大分県中津市は市内に60店以上の唐揚げ専門店が並び、鶏の唐揚げの「聖地」として全国の唐揚げファンから支持されています。また、昭和30年代、宇佐市「来々軒」から唐揚げの作り方を受け継いだ唐揚げ専門店「庄助」は、日本で初めて唐揚げ専門店として店舗展開し、宇佐市は「唐揚げ専門店発祥の地」として中津市と同様に唐揚げファンから支持されています。
【たら鱈】
たらは、漢字で「魚へんに雪」と書いて「鱈」と表わすように、冬の味覚として人気の白身魚。
鍋物やムニエルなどでおいしくいただけます。たらは脂質が少くとてもヘルシーで、ダイエット中の方にもおすすめの魚です。たらには、ビタミンB12がとても多く含まれています。
ビタミンB12は、葉酸とともに血液を作る効能で知られている栄養。めまいや息切れの原因ともなる貧血予防や改善に非常に効果的です。また、神経細胞内でDNAやRNAを修復するなどの働きで神経機能を正常化する効能もあり、末梢神経の修復も行っています。たらは、タンパク質も含まれています。タンパク質は、身体のあらゆる組織の形成に必須な栄養で、筋肉や各種臓器・髪・爪・皮膚などを健康に保ちます。また、体内の免疫力を作り出し、代謝に必要な酵素の原料にもなるなど、その効能は多数。健康な生活を送るためには、良質なタンパク質を食材から摂ることが必要です。
たらは、ミネラルの一種である栄養素、リンの含有量も豊富です。たらに含まれているリンはカルシウムと結合することで、丈夫な骨や歯の形成を促進します。また、糖質代謝を促して、肝臓や心臓の働きを正常に保つ効能も。リンはカルシウムとバランスよく摂ることで、その効能を最大限に活用できるので、同時に摂取するようにしてみてください。
たらに含まれるビタミンDは、血中のカルシウム濃度を一定に保ち、カルシウムやリンの吸収を促して丈夫な骨や歯を作る効能があります。また、骨がスカスカになってしまう骨粗鬆症の予防にも欠かせません。
ビタミンDは食品からの摂取の他にも、日光浴で生成することができる栄養です。
たらに含まれるセレンは、ガン予防や老化防止に効能があるとされるほどの強い抗酸化作用が特徴的な栄養素。さらに、セレンは体内に存在するヒ素・カドミウム・水銀などの有毒物質を体外に排出する解毒作用もある栄養です。
セレンは通常の食生活では不足することはありません。たらは、ミネラルの一種ヨウ素を含むことも注目です。
ヨウ素は、甲状線ホルモンの主成分となって、3大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)の代謝を促す効能があります。さらに、細胞の生育や脳の発達にも必要なため、特に成長期の子どもには必要な栄養と言えるでしょう。
たらは、口がとても大きい魚としても知られています。たらの主食は小魚・甲殻類・貝ですが、口が大きいことと比例してとてもたくさん食べることから「たらふく食う」という言葉の由来になりました。脂質が少なくヘルシーな魚ですから「たらふく食べたい」大食漢の人にもピッタリです。
【餃子】
中華料理の定番である「餃子」。パリッとした皮とジューシーな餡が美味しく、好きな人も多いでしょう。
餃子は種類によって異なりますが、基本的には餃子の皮・肉類(豚ひき肉)・野菜類(ニラ・キャベツ)・ニンニク・各種調味料などが使われています。そのため、栄養バランスが優れており「完全食」と呼ばれることもあります。
餃子の皮は、薄力粉・強力粉・塩・お湯などで作られています。薄力粉や強力粉といった小麦粉は炭水化物を多く含んでいるほか、タンパク質・ビタミン類(ビタミンB群やビタミンE)・ミネラル類(カリウムやリンなど)・食物繊維などもバランスよく含んでいます。
餃子の餡には、豚ひき肉を使うことが多いです。豚肉はタンパク質・脂質・ビタミンB群を多く含むことが知られており、特にビタミンB1に関しては牛肉の10倍程度多く含んでいます。また、牛肉に比べるとカロリーが低めなのも特徴で、カロリーを抑えるのにも向いています。アミノ酸スコアも100となっており「良質なタンパク質」であるため、全体的に栄養バランスが優れた食品だといえます。
餃子の餡にニラを入れることも多いです。緑黄色野菜であるニラには、βカロテンをはじめとするビタミン類が多く含まれています。ビタミンKやビタミンCも含んでいるため、餃子の皮や豚ひき肉だけでは不足がちな栄養素を摂ることも可能です。また、ニラには香り成分である「アリシン」が含まれており、これは豚肉に多いビタミンB1の吸収効率を高める働きがあるとされています。
餃子の餡にキャベツを入れることも多いのですが、キャベツはニラと同じく、ビタミンKやビタミンCなどが多く含まれています。しかし、淡色野菜であるためβカロテンの含有量は多くないです。その代わりキャベツは、胃酸の分泌を抑える働きがある「ビタミンU(キャベジン)」を含んでいます。特に食べ過ぎた際に胃酸の分泌を調整して、胃酸による胃のトラブルなどを防いでくれる作用があるのです。
餃子の餡にはニンニクが欠かせないのですが、ニンニクはビタミン類・ミネラル類・食物繊維をバランスよく含んでいるほか、ビタミンB1の吸収をサポートする「アリシン」や滋養強精成分である「スコルジニン」なども含んでいます。また、ニンニクにはアリシンの量が多いため、食欲増進などの働きもあるといわれている。健康にいいだけでなく、餃子をより美味しくすることにも役立つのです。
【とうもろこし】
茹でてよし、焼いてよし、スープにしてもよしの万能野菜ですね。とうもろこしの旬は6~9月ですが、なかでも7、8月の真夏がもっとも糖度が高い時期でしょう。とうもろこしは摂れたてが一番甘みがありジューシーですが、収穫してから時間が経つにつれて甘みが弱くなります。
とうもろこしは一般的な種類の他、ポップコーン専用の爆裂種や、若採りしたヤングコーンなど、品種改良されたものを含むと多くの種類があります。とうもろこしの栄養で豊富なのが食物繊維。とうもろこしは不溶性食物繊維が多い食品。とくに実(粒)の皮にセルロースと呼ばれる食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸内環境を整え、腸の動きも活発にしてくれるので、便秘の解消や大腸がんの予防に効果があります。そして、便秘は肌荒れの原因でもあるので美肌づくりにも有効な栄養です。また血中コレステロールや血糖値の上昇を抑える働きがあり、高血圧や肥満、糖尿病の予防に効果があるとされています。とうもろこしに含まれている栄養のひとつビタミンB1は、野菜平均の約2倍と、野菜の中でも比較的多く含まれています。効果や働きとしては、ビタミンB1は全身にエネルギーを行き渡らせる働きがあります。糖分をエネルギーに変えるのに大切な栄養で、不足するとイライラしてしまったり、注意力が低下するなど脳にも影響します。また、ビタミンB1はアルコールの代謝にも関わるほか、疲労回復効果もあり、肩こりや手足のしびれなどを予防する効果も期待できます。