2月24日(土)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/02/02
本日のメニュー
🌟メイン🌟
デミグラスソースの煮込みハンバーグ
🌟サブメイン🌟
白身魚の磯部フライ
🌟サイドメニュー🌟
・大豆と水菜の甘辛ネギ和え
・なすとピーマンの生姜炒め
・カニカマとキャベツのオニオンドレッシングサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
512kcal |
14.4g | 17.1g | 73.4g | 1.8g |
デラックス | 702kcal | 20.1g | 22.2g | 102.6g | 2.4g |
☆プチ情報☆
【デミグラスソース】
デミグラスソースは西洋料理の基本的なソースに数えられるもので、色は褐色。ブラウンソースを煮詰めて風味づけしたものです。フランス語でdemi-glaceといいます。言葉の意味を追いかけるとドミグラスソースのドミは半分という意味、グラスは氷をさしており煮こごりのままに詰めるという意味になります。つまりドミグラスソース、デミグラスソースとは、しっかりと煮詰めた濃厚なソースであるということ。1990年代の初期に、フランス料理のあるシェフが使い始めたそうです。基本的な作り方は小麦粉をバターで色付くまで炒めたら一度冷却してそこに牛のお肉、骨、ミルポワという玉ねぎ、人参、セロリ、といった野菜を煮込んでできた出汁をいれて半分くらいの量になるまで煮詰めて、マデラワインなどを使って風味を付けるというのが基本的な過程です。
【大豆】
ひとくくりに「豆」と言っても、世界中ではさまざまな種類の豆類が食されていますよね。日本でお馴染みの豆と言えば大豆。マメ科に属する一年草で、種子を食用とする穀物の一種です。「畑の肉」と言われるほど非常にタンパク質が多く含まれており、米、麦、粟、稗と並び、五穀に数えられる主要な穀物で、私たちの体に嬉しい栄養成分が豊富です。味噌や醤油の主原料として使われる以外に、豆腐やきな粉など様々な食品に加工されています。
大豆といえば、ダイエット食品としても広く知られている食材ですが、大豆のカロリーが高い理由は、脂質が多いからなのです。しかし肥満を防止するためには、牛肉や豚肉などの動物性タンパク質を減らし、大豆のような植物性タンパク質を増やすことが大切です。お肉やお魚の代わりや、お菓子の代わりに大豆を摂るのはダイエットにも役立つといえるでしょう。
【ナス】
ハウス栽培のおかげで一年中いつでも購入することができるナス。あまりに身近な野菜なので、含まれている栄養についてはほとんど意識したことがないという方も多いのではないでしょうか。そんなナスの主な栄養素と効能を紹介します。
ナスに含まれるナスニンは、ポリフェノールであるアントシアニンの一種で、ナスの鮮やかな紫色の皮に含まれています。ナスニンには、活性酸素の発生やそのはたらきを抑制したり、活性酸素そのものを取り除いたりする抗酸化作用があります。活性酸素は増えすぎると老化の原因となるため、ナスニンの摂取は老化対策に役立ちます。
カリウムは、人体に必要なミネラルの一種。細胞内液の浸透圧を維持したり、体液のpHバランスを保ったりするはたらきがあります。ナス100gあたり、220mgのカリウムが含まれています。ナトリウムを排出する作用があるので、塩分の摂りすぎを調節するのに役立つ栄養素です。
食物繊維は、腸内で善玉菌を増やして腸内環境を整えるはたらきがあります。食物繊維は性質の違いにより水溶性と不溶性に分類されますが、ナスに多く含まれるのは不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は腸を刺激し整腸効果が期待できます。
ビタミンB群のひとつである葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球を作るはたらきがあります。葉酸は細胞の生産や再生にかかわり、体の発育に必要なビタミンです。特に、胎児の正常な生育に不可欠で、妊娠を計画している時期から意識して摂りましょう。成長期の子どもでも葉酸が多く消費されるため、しっかり摂る必要があります。
ナスにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれています。クロロゲン酸は肌の血流調節機能の向上に有効であることが分かっており、肌の健康維持に役立つといえます。
【ピーマン】
艶やかで鮮やか、緑色が映えるピーマン。思いのほか栄養が豊富な野菜です。
ピーマンの緑の色素には、クロロフィルが含まれています。クロロフィルとは、植物や藻類などに含まれる緑色の色素で、抗酸化作用があり、免疫力を高める効能があります。また、血管内に中性脂肪がたまるのを防ぐ働きがあるので、コレステロール値を下げ、不純物を排出するデトックス効果もあります。ピラジンはピーマンの香りに含まれる成分で、血液をサラサラにする効能があり、血栓予防に有効です。ビタミンCは美肌効果があり、コラーゲンの生成に不可欠な栄養素です。また、メラニン色素を分解する働きがあるため、日焼け対策に有効です。また、ビタミンCには抗酸化作用があり、活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぐ効能があります。β-カロテンには強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去する働きがあります。そのため、老化の促進を押さえ、生活習慣病を予防する効果が期待できます。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。