2月10日(土)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/01/22
本日のメニュー
🌟メイン🌟
鶏の唐揚げ・カレーマヨ
🌟サブメイン🌟
豆腐麵の長崎ちゃんぽん風
🌟サイドメニュー🌟
・サクサク醤油餅風ニョッキ
・ブロッコリーのごま油炒め
・春菊の青じそ風味サラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
475kcal |
14.5g | 13.9g | 71.4g | 1.6g |
デラックス | 797kcal | 26.3g | 31.0g | 101.3g | 2.6g |
☆プチ情報☆
【長崎ちゃんぽん】
長崎県長崎市発祥といわれる「ちゃんぽん」は、明治時代から長崎で愛されていた地元を代表するグルメの1つです。エビやイカなどの魚介類、肉、野菜、かまぼこ、具だくさんであることと、太くコシのある特製麺が特徴です。
長崎発祥の長崎ちゃんぽんは、明治時代中期、福建省からやってきた中華料理屋の主人によって考案されました。
もともとは中国の留学生が、きちんと栄養を取れるようにと考えられたものでしたが、あまりの美味しさに長崎の人達も好んで食べるようになりました。
ちゃんぽんの語源には諸説ありますが、福建語で簡単な食事を意味する「喰飯(シャンポン)」という言葉がなまって生まれたというもの。 そのほか、鉦(かね)の音を表す「ちゃん」、鼓の音を表す「ぽん」と、違うものがまざったことを表現する言葉として生まれた説や、長崎ともゆかりの深いポルトガルの言葉で「ごちゃまぜにする」といった意味を持つ「チャンポン」という言葉からきたという説もあります。 総じて「いろんなものを混ぜる」という意味を持つ言葉となったちゃんぽんが、数種類のお酒を飲むことにも使われるようになりました。どこか異国情緒の漂う、ユニークな響きの「ちゃんぽん」という言葉。「ごちゃ混ぜにする」という共通の意味で、意外にも深いつながりがあるとされているのは驚きです。
【ニョッキ】
ニョッキ“Gnocchi”とはイタリア語で「塊」や「団子」という意味を持つ料理。ジャガイモと小麦粉を合わせて団子にしたショートパスタの一種で、古代ローマ時代から食べられてきたとも言われています。
金曜日は質素な食事をとる風習があったキリスト教において、木曜日は腹持ちのいいニョッキがよく食されていました。そのため今でも、本場イタリアでは馴染みのあるパスタです。もちもちとした食感が魅力で、子供から大人まで楽しめる料理です。
【ブロッコリー】
ブロッコリーに含まれている栄養成分のなかでも注目すべきものは、ビタミンK、C、E、K、葉酸、モリブデン、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維などです。
その効果として、風邪を早く治す、血圧を下げる、中性脂肪やコレステロールを減らす、血糖値をおさえる、便秘解消、貧血予防、ストレスから守る、美肌・美髪、胎児の発育を守る、アンチエイジング、などが期待できます。
カリウムは高血圧の予防に欠かせない栄養素です。ナトリウムを排出する働きがあり、高血圧の原因となる塩分の摂りすぎを調整してくれます。また塩分の摂りすぎによるむくみが気になるときにも、積極的にカリウムを取り入れることでむくみ解消に役立ちます。
鉄は鉄欠乏性貧血の予防に欠かせません。鉄はヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運ぶ役割をしています。鉄が不足することでヘモグロビン濃度が低下し貧血の状態になると、動悸、息切れ、疲労感、頭痛といった症状があらわれることがあります。
とくに女性は月経により鉄が失われやすいため、意識して取り入れましょう。
葉酸は細胞の増殖に関わる栄養素で、不足することで造血機能に影響して巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)という貧血の原因になることがあります。また妊娠中に葉酸を摂取することで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクが下がることがわかっています。とくに妊娠が発覚する前から必要とされるため、妊娠を希望する女性や妊娠を計画している女性は意識して取り入れる必要があります。
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要で、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。また抗酸化作用があり、動脈硬化やがん、老化、免疫機能の低下を引き起こす活性酸素を取り除く働きがあります。たんぱく質は、皮膚や筋肉などの組織の材料となるため、美肌づくりや筋力アップにも役立ちます。ブロッコリーのたんぱく質は、野菜の中でもトップクラスの含有量で、効率的にたんぱく質を補給できます。
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンは、発がん物質を解毒することにより、がん予防に役立つと考えられています。スルフォラファンは辛味成分のひとつで、大根やワサビにも含まれている成分です。中でも、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」に特に多く含まれることが知られています。
【春菊】
春菊はキク科の植物で、春に花を咲かせることから春菊と呼ばれています。
葉や茎が柔らかくなる寒い季節が旬で、お鍋の具材やおひたしとして親しまれている食材です。春菊は独特な香りと苦みが特徴的で、好き嫌いが分かれる野菜ですが、非常に多くの栄養が含まれています。
春菊にはβ-カロテンが豊富に含まれています。春菊はモロヘイヤや人参には劣りますが、栄養が高いとされるホウレン草や青汁でおなじみのケールよりも多く含まれています。β-カロテンは体内でビタミンAに変わる栄養成分で、皮膚や粘膜を保護する働きがあり、風邪の予防や肌荒れの予防に効能があります。茹でることでβ-カロテンの量が2倍になるので、春菊のおひたしやお鍋として食べるのがおすすめです。
春菊にはミネラルの一種であるカリウムが含まれています。カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を促す効能があり、体内の水分バランスを正常に保つ効果があります。
さらに血圧の上昇を緩やかにする作用もあるため、高血圧の予防やむくみの予防に効能があります。そして、意外にも、春菊にはカルシウムも含まれています。カルシウムは骨を丈夫にしてくれる栄養。骨粗鬆症の予防、骨折の予防に効能があるため、とくに高齢者や女性にも必要な栄養です。
春菊に含まれているビタミンKは脂溶性のビタミンで、血液凝固や止血作用に効能があります。さらにカルシウムを骨に定着させ、骨を丈夫にする働きがあるので、骨粗鬆症を予防する効果大ですね。カルシウムとビタミンKが一度に摂れる春菊は、とっても効率的な食材であるといえます。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。