1月13日(土)のメニューと栄養価を紹介します。
2023/12/28
本日のメニュー
🌟メイン🌟
肉味噌ビビンバ風
🌟サブメイン🌟
カツオカツ・梅マヨネーズ
🌟サイドメニュー🌟
わかめとネギの醤油炒め
カニカマの天ぷら
ごぼうの柚子胡椒サラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
457kcal |
12.7g | 13.5g | 69.4g | 1.9g |
デラックス | 672kcal | 19.9g | 20.5g | 98.8g | 2.7g |
☆プチ情報☆
【ビビンバ】
ビビンバとは、深めの器に野菜やお肉などのおかずとご飯を加え、一緒くたに混ぜ合わせる「混ぜご飯」のことです。日本では「ビビンバ」と言いますが、正しい発音は「ピビンパッ」です。「ピビダ」が混ぜるという意味、「パッ」は白米という意味を持つ韓国語で、韓国料理といえば真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。
かつて朝鮮時代には「めまぐるしくかき混ぜる」ことを意味する骨董飯(コルドンバン)の名前で呼ばれていましたが、時代が流れビビンバの呼び方に変化しました。
諸説ありますが、大晦日にその年の食べ物を残さずに全て食べきる風習があったことから生まれたメニューだとされています。ビビンバに使われる具材に決まりはありませんが、一般的にはナムルとお肉を入れて作ります。ナムルは大豆もやし、ほうれん草、人参、ぜんまいが定番です。
【カニカマ】
カニカマのたんぱく質は、100gあたり12.1g、1本(約15g)では1.8gです。
カニカマには特に栄養がないと思っていませんか?カニカマは魚のすり身からできているので、多くのタンパク質を含んでいます。食事でタンパク質が不足気味のときはサラダやスープ、和え物などに加えると、タンパク質が補えます。
糖質量は、100gあたり9.2g、1本(約15g)では1.4gです。同じ練り製品のはんぺんは100gあたり11.4g、魚肉ソーセージは12.6なので、比較的低糖質と考えられます。低糖質ダイエット中の食事にも、取り入れられます。
カニカマの脂質は100gあたり0.5g、1本(約15g)では0.1g。一方、はんぺんは100gあたり1.0g、魚肉ソーセージは7.2gの脂質を含んでいます。カニカマの脂質は比較的少なく、ヘルシーな食材ということがわかります。
基礎代謝を上げると痩せやすい体になります。基礎代謝とは、呼吸や心拍、体温維持などに使うエネルギーのことで、じっとしていても消費します。基礎代謝のなかで筋肉が使うエネルギーが多いため、筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、痩せやすくなるのです。筋肉を増やすためには、材料になるタンパク質を摂取する必要があります。
【ごぼう】
ごぼうは食物繊維が豊富な食材として有名です。和食を中心に使われることが多いですが、アク抜きなどの処理が面倒という理由であまり購入しないという人もいるかもしれません。日本ではなじみ深い野菜ですが、日本以外で食べている国は台湾や韓国など数少ないです。ヨーロッパには西洋ごぼうとよばれる野菜がありますが、これはサルシファイといって、日本のごぼうとは全く別のものです。ごぼうは日本独特の根菜といってもいいでしょう。水溶性食物繊維は、食後の血糖値上昇をゆるやかにしたり、余分なコレステロールや塩分を外に排出する働きがあります。イヌリンは、水溶性食物繊維の一種で、腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境改善に役立つとされています。ほかにも、血中に含まれる脂肪を低減する効果や食後の血糖値上昇を抑制する効果も期待できる成分です。
リグニンは不溶性食物繊維の一種で、コレステロール値を低下させる効果があります。また、有害物質も吸着して便とともに体外に排出するので、大腸がんリスクを減らすのに効果的であるといわれています。
ごぼうはミネラル類も豊富で、100gあたりカルシウム46mg、マグネシウム54mg、リン62mgが含まれています。カルシウムは、骨や歯の形成に重要な成分であり、細胞の分裂や筋肉収縮、血液凝固作用の促進などの働きをもっています。不足すると、骨や歯は弱くなり骨粗鬆症となる可能性もあります。マグネシウムは、補酵素として酵素の働きを助ける作用をもち、エネルギー産生や栄養素の合成・分解、神経伝達などに関わりのある栄養素です。カルシウムと拮抗して、筋肉の働きを制御したり、血管を拡張して血圧を低下させたりする作用もあります。リンは、カルシウムとともに骨や歯を構成しており、正常な発達に欠かせない成分です。細胞膜やDNAなどの身体にとって重要な成分の構成要素として、体内のさまざまな代謝反応に関与しています。他にも、心臓や腎臓の機能維持や神経伝達作用をもっています。カルシウムやマグネシウム、リンなどのミネラル類は、互いに影響しながら吸収されるので、バランスよく摂取する必要があります。また、アルギニンを多く含み、アルギニンは精力増強に役立つといわれ、成長ホルモンの分泌を促進し、筋肉増強、血流改善、新陳代謝と美肌などにも役立つといわれています。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。