12月4日(月)のメニューと栄養価を紹介します。
2023/11/24
本日のメニュー
🌟メイン🌟
鶏肉ときのこの完熟トマトクリーム煮込み
🌟サブメイン🌟
磯の香広がる裏切らない旨さ白身魚フライ
🌟サイドメニュー🌟
粗挽きつくね・5種果汁のおろしソース
たまりきくらげと野菜の和風和え
ポテトサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
501kcal |
16.3g | 15.9g | 71.3g | 2.0g |
デラックス | 670kcal | 23.3g | 19.7g | 97.3g | 2.5g |
☆プチ情報☆
【完熟トマト】
トマトは生でも加熱しても食べられ、非常に重宝する食材です。た、大ぶりなトマトから一口サイズのミニトマト、フルーツのように甘いトマトなど種類も豊富です。どのトマトであっても、完熟しているかどうかが選ぶときのポイントのひとつとなります。そもそも完熟とはどのような状態でしょうか。
実際にはどの状態を完熟というのかは決まりがありませんが、一般的には実全体が赤色のものを完熟トマトとしています。その理由は、熟していないトマトは青色で、熟すにつれて実の色が赤色になってくるからです。スーパーなどに並ぶトマトは実全体がきれいな赤色であることが多いので、スーパーに並ぶ時点で完熟トマトの状態といえます。
しかし完熟の一歩手前であれば食べることができますね。ではなぜ、完熟のほうが良いのかというと、トマトの食べ方が関係しているのです。完熟トマトは誰でも食べやすい食感をしているからです。
サラダにトッピングしようと思っていたら、トマトが熟しすぎていた。そのような場合は、逆に実が崩れやすいことを活かした調理をしてみてはどうでしょうか。一番おすすめなのがトマトソースです。トマトソースを作るにはトマトを潰さなければいけないので、硬いトマトではうまく潰せず、なめらかなトマトソースになりにくいです。しかし、熟しすぎたトマトであれば簡単に潰せ、なめらかなトマトソースが簡単にできます。トマトソースはそのままオムレツやハンバーグにかけたり、少しアレンジしてミートソースにしたりと活用の幅が広いため、作っておくと重宝します。たまには生のトマトから作ってみるのもいい経験になるかも知れませんね。
【つくね】
焼き鳥店でも、家庭の献立のメニューとしても親しまれている「つくね」。こねて丸めるという意味をもつ「つくねる」(捏ねる)が元々の語源といわれています。
一般的な作り方は、鶏ひき肉などに長ネギのみじん切り、卵や調味料を加えて、手でしっかりとこねて丸める、棒や串に刺すなどして形を作ってから焼くというもの。ふんわりと仕上げたい場合は山芋のすりおろしや豆腐をくわえたり、食感を出したいときには軟骨やみじん切りのレンコンを入れたりと、材料のバリエーションは様々です。
「つくね」と非常によく似た食材に、鍋やおでんに欠かせない「つみれ」があります。「つみれ」の語源は「つみいれる」(摘み入れる・抓み入れる)という動詞。少しずつちぎって(摘むようにして)鍋に直接入れて茹で上げるため、「つみれ」と呼ばれるようになりました。「つくね」は材料をこねてから丸める、串に刺すなど、しっかり形を整えてから調理するので、作り方に違いがあるのです。
【ポテトサラダ】
私たちの生活に馴染みきっているポテトサラダ。見慣れた食べ物ですが、その歴史について考えたことはありますか?実はポテトサラダはロシアで考案されたサラダから発展し、日本で独自に発展してきたサラダなのです。
日本のポテトサラダの原型として最も有力なものが、ロシア料理のオリヴィエ・サラダです。オリヴィエ・サラダは1860年代に開店したレストランのシェフであるリシュアン・オリヴィエによって編み出されたことから名付けられました。当時のロシアでは新鮮な生野菜があまり流通しておらず、サラダそのものが浸透していなかったようですが、そのような中でもオリヴィエ・サラダはロシアの代表的なサラダとしてお祝いなどの際に食べられていました。
ポテトサラダと聞くと多くの方はじゃがいもを潰して食感をなめらかにしたものをイメージすると思います。しかしオリヴィエ・サラダではじゃがいもを潰さず他の具材と共にさいの目切りにするため、日本のポテトサラダよりも歯応えのあるサラダになっています。オリヴィエ・サラダは日本で食べられているポテトサラダよりも具材がゴロゴロしているので食べていて楽しいサラダだといえます。
今でも愛されているオリヴィエ・サラダですが、オリヴィエ氏は自身が考案したオリジナルのレシピを誰にも伝えないまま生涯を終えました。よって、完全オリジナルのオリヴィエ・サラダの再現は不可能となってしまったのです。しかしそんなオリヴィエ・サラダも形を変えて日本のポテトサラダとして親しまれています。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。