11月23日(木)のメニューと栄養価を紹介します。
2023/11/17
本日のメニュー
🌟メイン🌟
チキン南蛮
🌟サブメイン🌟
豆腐麺の長崎ちゃんぽん風
🌟サイドメニュー🌟
さつま揚げの出汁醤油
チンゲン菜のおひたし
キャベツとエリンギの明太サラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
ヘルシー |
555kcal |
17.5g | 21.5g | 68.8g | 2.5g |
デラックス | 874kcal | 27.6g | 38.6g | 99.2g | 3.5g |
☆プチ情報☆
【チキン南蛮】
「チキン南蛮」は宮崎県延岡市で料理店「ロンドン」で働いていた二人の料理人により生まれたといわれています。一人は食堂「直ちゃん」の創業者である後藤直氏で、もう一人は「おぐらグループ」の創業者の甲斐義光氏です。二人は市内の洋食店「ロンドン」で働いていたのですが、そこで賄い料理として出されていたのが鶏のむね肉に衣をつけて揚げて甘酢に浸けた鶏料理でした。その後二人が独立してそれぞれの店舗を立ち上げ、以前の賄い料理に工夫してメニューとして提供するようになったのが「チキン南蛮」のはじまりといわれています。
現在、「チキン南蛮」といえばタルタルソースをつけて食べる事が多いですが、タルタルソースを開発したのは甲斐氏です。「おぐらグループ」の洋食店「ロンドン」の「チキン南蛮」にはタルタルソースがついていますが、「直ちゃん」の「チキン南蛮」にはタルタルソースはついていません。どちらが本当の「チキン南蛮」なのか、どちらが先に開発したのか、どちらが正統派なのかなどといわれる事もありますが、実際には両氏とも同じ洋食店の賄い料理からヒントを得て、それぞれ独自の「チキン南蛮」を開発したといえます。ですから、タルタルソースの有無は「チキン南蛮」の絶対的条件というわけではなく、それぞれの店で出す料理はまぎれもない「チキン南蛮」です。
ではチキン南蛮はなぜ南蛮と呼ぶのでしょうか。それは南蛮酢に浸した鶏料理だからです。南蛮酢とはネギ、玉ねぎ、唐辛子が入った甘酢の事で、南蛮酢を使っているのでチキン南蛮と呼ばれます。一般的にはタルタルソースをつけて食べるものをチキン南蛮と呼ぶことが多いですが、本来は南蛮酢に浸したチキン料理を「チキン南蛮」と呼びます。
【豆腐麵】
豆腐麺とは、豆腐に圧力をかけて水分を抜き、軽く乾燥させた食材です。文献によると中国大陸で8世紀前半唐代に食べられるようになり、以来、中華圏における伝統的な“家常菜”(ジャーチャンツァイ:一般家庭で普段食べられている家庭料理)の材料として、広く認知・普及しています。中華圏では和え物や炒め物、巻物の皮など幅広く利用されており、現在100種類以上の食べ方があると言われています。原材料は大豆とにがりのみで、とてもシンプルです。
栄養的な特徴としては、たんぱく質が豊富で、糖質が低いという点につきます。パスタと比較しても、たんぱく質は約3倍、糖質は約25分の1となっています。また、グルテンが含まれていませんので、グルテンフリーの食生活に取り組んでいる方にもおすすめです。性質上、一般的な麺より茹で伸びしにくいので味を損なうことなく保存ができます。
【さつま揚げ】
人気のある練り物の1つであるさつま揚げは、特に冬になるとおでんや鍋物に大活躍の食材ですが、魚のすり身を油で揚げた練り物で、揚かまぼこの一種とされています。良質なたんぱくや油脂が含まれているので、健康ブームの中で注目を集めている食品の1つです。
魚の練り物の歴史は古く、冷蔵技術が未熟だった時代に、大量に水揚げされた魚を効率よく保存するために作られました。魚の身の部分はかまぼこの材料となり、それ以外の皮や骨に残った身の部分が油で揚げられて、さつま揚げとして食べられるようになったのです。
さつま揚げの原料は、タラやアジ、ほっけなどの魚のすり身が使われているので、魚のタンパク質が多く含まれています。タンパク質は筋肉や内臓、肌や髪など、体を作るのに大変重要な栄養成分です。その他にも、酵素やホルモン、免疫抗体などの構成成分でもあります。このように、美肌や艶のあるきれいな髪を作り、健康を維持する効能が期待されています。
♪管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気をつけたいですね。