12月9日(月)のメニューと栄養価を紹介します。
2024/11/21
本日のメニュー
🌟メイン🌟
チキンカツ・新潟タレカツ風ソース
🌟サブメイン🌟
鱈のムニエル風きのこソース
🌟サイドメニュー🌟
・蓮根のそぼろあん
・おまかせの副菜
・マカロニサラダ
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | |
デラックス |
668kcal |
22.2g | 18.8g | 99.6g | 2.2g |
ヘルシー | 464kcal | 14.1g | 12.6g | 71.6g | 1.6g |
夕食メニュー
🌟メイン🌟
ホタテのクリームコロッケ
🌟サブメイン🌟
焼売
🌟サイドメニュー🌟
たこ焼き
チンゲン菜とえのきのバター醤油炒め
白菜漬けと水菜の梅サラダ
☆プチ情報☆
【鶏肉】*
使い勝手がよくさまざまな料理で親しまれている鶏肉。牛肉、豚肉と並んで馴染みのあるお肉の一つですね。最近では鶏肉に含まれる栄養に疲労回復効果があると注目されています。柔らかくてジューシーな鶏肉は高タンパク低脂肪なので、ダイエット中の方にもおすすめなお肉です。
鶏肉には良質なタンパク質が多く含まれており、必須アミノ酸のバランスが良く、おまけに消化吸収率にも優れています。鶏肉の中では、むね肉やささみに多くのタンパク質が含まれています。ちなみに、タンパク質を多く含む食品は肉類以外に、魚、チーズ、卵なども挙げられます。
タンパク質は三大栄養素の一つで、筋肉や臓器、皮膚や爪などカラダそのものになる栄養です。筋肉をつけたい方はもちろん、健康的なカラダを維持していく上でも欠かせない栄養ですね。また、鶏肉は豚肉や牛肉に比べて淡白で食べやすいので、子どもからお年寄りまで幅広い世代におすすめのお肉です。ちなみに、胃や腸が弱い人には脂質をほとんど含まない鶏ささみがおすすめです。
鶏肉の栄養には必須アミノ酸の一つであるメチオニンが豊富に含まれています。メチオニンには肝臓の機能を高めたり、毒素を排出したりする作用があります。また、メチオニンは肝臓に脂肪を溜めにくくする働きもあり、中性脂肪が肝臓にたまる脂肪肝を防ぐ効果があります。お酒をよく飲む方にはおすすめの栄養ですから、おつまみには鶏肉を使ったシンプルなものがいいでしょう。
鶏肉のなかでも、鶏もも肉の脂肪に含まれる不飽和脂肪酸は、血中コレステロールを抑えてくれるため、血栓の予防に効果があります。お肉の脂質は身体に良くないと思われがちですが、脂肪の摂取は細胞を作り、生命を維持するうえで不可欠なのです。鶏肉に含まれる不飽和脂肪酸の量は、他の肉類に比べても多く含まれています。ただし不飽和脂肪酸は酸化しやすいので、鶏肉は購入したら早めに食べるようにしましょう。
鶏肉はビタミンAが豊富です。豚肉や牛肉の実に10倍以上です。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあり、乾燥肌など肌荒れの予防効果に優れます。そして、眼精疲労の軽減、骨の発育にも効果があります。
鶏むね肉や鶏ささみの栄養には、イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)や、ビタミンB群のひとつであるナイアシンが含まれています。イミダゾールジペプチドは、鶏肉のなかでも鶏むね肉に多く含まれています。ナイアシンは、鶏肉以外の肉類や魚類、野菜にも多い成分です。
疲労は、激しい運動などによって体内に発生した活性酸素が、細胞の働きにダメージを与え、エネルギー生産を低下させることによって、脳がカラダの疲れを感じるようになります。イミダゾールジペプチドに抗酸化作用があり、この活性酸素の働きを抑制して、疲労の回復を促す効果があります。ナイアシンにはアルコールを分解する働きがあり、二日酔いに効果的で疲労回復にも役立ちます。お酒を飲む機会が多い年末年始に鶏肉は最適な食べ物です。
ビタミンB2は成長促進に大切な栄養です。 鶏むね肉や鶏ささみに含まれるビタミンB2は、成長期の子どもには必要な栄養です。ビタミンB2は三大栄養素をエネルギーに変えるのに必須の成分で、エネルギーを多く消費する方にとっては必須。皮膚や爪や髪の細胞の再生など成長の促進に効果があり、口内炎や口角炎、皮膚の炎症を予防する効果や効能もあります。また、過酸化脂質の分解も促す働きがるので、動脈硬化や心筋梗塞の予防にもつながります。水溶性のビタミンなので栄養を余すことなく摂るには、じっくり煮込んだ鶏のスープなどがおすすめです。
【たら鱈】
たらは、漢字で「魚へんに雪」と書いて「鱈」と表わすように、冬の味覚として人気の白身魚。
鍋物やムニエルなどでおいしくいただけ、さらにかまぼこやはんぺん、魚肉ソーセージなどの原料にもたらは使われています。
たらは脂質が少くとてもヘルシーで、ダイエット中の方にもおすすめの魚です。
たらには、ビタミンB12がとても多く含まれています。
ビタミンB12は、葉酸とともに血液を作る効能で知られている栄養。
めまいや息切れの原因ともなる貧血予防や改善に非常に効果的です。
また、神経細胞内でDNAやRNAを修復するなどの働きで神経機能を正常化する効能もあり、末梢神経の修復も行っています。
たらは、タンパク質も含まれています。
タンパク質は、身体のあらゆる組織の形成に必須な栄養で、筋肉や各種臓器・髪・爪・皮膚などを健康に保ちます。
また、体内の免疫力を作り出し、代謝に必要な酵素の原料にもなるなど、その効能は多数。
健康な生活を送るためには、良質なタンパク質を食材から摂ることが必要です。
たらは、ミネラルの一種である栄養素、リンの含有量も豊富です。
たらに含まれているリンはカルシウムと結合することで、丈夫な骨や歯の形成を促進します。
また、糖質代謝を促して、肝臓や心臓の働きを正常に保つ効能も。
リンはカルシウムとバランスよく摂ることで、その効能を最大限に活用できますので、同時に摂取するようにしてみてください。
たらに含まれるビタミンDは、血中のカルシウム濃度を一定に保ち、カルシウムやリンの吸収を促して丈夫な骨や歯を作る効能があります。
また、骨がスカスカになってしまう骨粗鬆症の予防にも欠かせません。
ビタミンDは食品からの摂取の他にも、日光浴で生成することができる栄養です。
たらに含まれるセレンは、ガン予防や老化防止に効能があるとされるほどの強い抗酸化作用が特徴的な栄養素。
さらに、セレンは体内に存在するヒ素・カドミウム・水銀などの有毒物質を体外に排出する解毒作用もある栄養です。
セレンは通常の食生活では不足することはありません。たらの他にも、鰹節、あん肝にも含まれています。
たらは、ミネラルの一種ヨウ素を含むことも注目です。
ヨウ素は、甲状線ホルモンの主成分となって、3大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)の代謝を促す効能があります。
さらに、細胞の生育や脳の発達にも必要なため、特に成長期の子どもには必要な栄養と言えるでしょう。
たらは、口がとても大きい魚としても知られています。
たらの主食は小魚・甲殻類・貝ですが、口が大きいことと比例してとてもたくさん食べることから「たらふく食う」という言葉の由来になりました。
脂質が少なくヘルシーな魚ですから「たらふく食べたい」大食漢の人にもピッタリです。
【れんこん】
れんこんにはビタミンC・カリウム・不溶性食物繊維が含まれています。
ビタミンCはコラーゲンの生成になくてはならない栄養素で、毛細血管や歯、軟骨などを健康に保つ働きがあります。他にも日焼け対策、ストレスや風邪などの病気に対する抵抗力を高める作用もあります。熱に弱いビタミンCですが、れんこんのビタミンCはでんぷんで守られているため、加熱しても壊れにくいとされています。
カリウムはナトリウムと作用し合うことで、細胞の浸透圧を保ったり、体内の水分を保持したりする働きがあります。また、ナトリウムの尿中への排泄を促し、血圧を下げる作用もあります。
不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らむことで腸を刺激し、便通を促します。また、大腸内で発酵、分解されてビフィズス菌を増やして腸内環境を整えてくれます。よく噛んで食べたら、食べ過ぎ対策にもなります。
管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。