株式会社ふなやす

12月3日(火)のメニューと栄養価を紹介します。

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12月3日(火)のメニューと栄養価を紹介します。

12月3日(火)のメニューと栄養価を紹介します。

2024/11/20

本日のメニュー

🌟メイン🌟

 海老カツ・チリソース

 

🌟サブメイン🌟 

 鶏肉の八幡巻とほくほく大根の含め煮

 

🌟サイドメニュー🌟

 ・紅生姜入りさつま揚げ

 ・イカとひじきのアンチョビ炒め

 ・ごぼうとこんにゃくの梅味噌サラダ

 

  エネルギー たんぱく質  脂質  炭水化物 食塩相当量
デラックス

650kcal

18.5g 17.8g 101.7g 2.7g
ヘルシー 431kcal 12.2g 11.4g 68.7g 1.8g

 

夕食メニュー

🌟メイン🌟

 若鶏の唐揚げ

 

🌟サブメイン🌟 

 さば竜田

 

🌟サイドメニュー🌟

 ハムステーキ

 山菜と油揚げの煮物

 ほうれん草のサラダ

 

☆プチ情報☆

【八幡巻】

「八幡巻き(やわたまき)」とは、ごぼうを主とする野菜を肉やうなぎで巻いて食べる、日本の郷土料理です。本来は、ごぼうをうなぎやどじょうで巻いて食べていたのが始まりとされています。
発祥の地である京都の旧八幡村(現在の京都府八幡市)はごぼうの産地であり、天然のうなぎや、どじょうもよく獲れたことから、八幡巻きと名づけられました。

ごぼうは地中に長くまっすぐ根を張ることから、家の基礎がしっかりと堅固であることを願い、縁起のいい食材として知られています。
そんなごぼうを使う「八幡巻き」は、人参やさやいんげんなどを一緒に巻くものが多く、見た目も美しいことから、縁起を担いでおせち料理に使われる料理です。

 

【大根】

大根は煮物やサラダなど、さまざまな料理に活躍する身近な野菜です。

大根に含まれているのはビタミンB群やビタミンC、カリウム、葉酸、食物繊維などです。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換するために必要な栄養素です。

そのため糖質をエネルギー源とする脳や神経を正常に機能させるには、ビタミンB1が欠かせません。またビタミンB1は皮膚や粘膜の健康維持をサポートしてくれる成分でもあります。糖質の多い食事を摂取するときなどは、ビタミンB1を含む大根も一緒に摂取すると良い効果が期待できますね。

ビタミンB2は脂質などの栄養素からエネルギーをつくり出すことに関わるビタミンです。その他、成長を促したり皮膚や粘膜を保護したりするはたらきなどがあるため、不足すると成長に悪影響を及ぼしたり、皮膚炎や口内炎、舌炎、口角炎などを引き起こしたりします。脂質を多く摂っている方、口内炎ができやすい方などは摂取を意識したいビタミンですね。

ビタミンB6は主にたんぱく質の「代謝」に関与する物質のサポートをしています。代謝とは食品に含まれた栄養素が消化・吸収された後、さらに体内で利用できるような物質につくり替える作用のことです。筋トレをしている方などたんぱく質を多めに摂取している方はビタミンB6の需要が高まるため、十分に摂取すべき栄養素です。

その他、ビタミンB6は神経伝達物質やホルモンのはたらきなどにも関わっていることが分かっています。

ビタミンCは皮膚や軟骨などの構成成分である「コラーゲン」には欠かせない栄養素で、野菜や果物が摂取源となります。また「抗酸化作用」を持つ他、体内での鉄の吸収を高めるはたらきもあります。抗酸化作用とは「活性酸素」の発生を抑えたり除去したりするはたらきのことです。活性酸素は体内で酸素からつくられる物質で、さまざまな反応に関わっています。

カリウムは「必須ミネラル」の一つです。必須ミネラルとは人間の体内に存在し、栄養素として不可欠であることが明らかとなっているミネラルのことです。必須ミネラルにはカリウムの他、カルシウムや鉄、マグネシウム、亜鉛、銅などがあります。

カリウムは細胞内液の「浸透圧」を一定に保つ作用がある他、神経伝達や筋肉の収縮、体液のpHバランスの維持に関与しています。

浸透圧とは、濃度の低い液体から濃度の高い液体に水分が移動する圧力のことです。細胞内液の濃度を一定に保つカリウムと、細胞外液の濃度を一定に保つナトリウムがバランスを取りながらはたらくことで、体内の浸透圧を正常に保っています。

また食塩の主成分であるナトリウムを体外に排出しやすくする作用があるため、高血圧の予防や改善にはカリウムの摂取が重要です。

 

【ごぼう】

ごぼうは食物繊維が豊富な食材として有名です。和食を中心に使われることが多いですが、アク抜きなどの処理が面倒という理由であまり購入しないという人もいるかもしれません。日本ではなじみ深い野菜ですが、日本以外で食べている国は台湾や韓国など数少ないです。ヨーロッパには西洋ごぼうとよばれる野菜がありますが、これはサルシファイといって、日本のごぼうとは全く別のものです。ごぼうは日本独特の根菜といってもいいでしょう。水溶性食物繊維は、食後の血糖値上昇をゆるやかにしたり、余分なコレステロールや塩分を外に排出する働きがあります。イヌリンは、水溶性食物繊維の一種で、腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境改善に役立つとされています。ほかにも、血中に含まれる脂肪を低減する効果や食後の血糖値上昇を抑制する効果も期待できる成分です。

リグニンは不溶性食物繊維の一種で、コレステロール値を低下させる効果があります。また、有害物質も吸着して便とともに体外に排出するので、大腸がんリスクを減らすのに効果的であるといわれています。

ごぼうはミネラル類も豊富で、100gあたりカルシウム46mg、マグネシウム54mg、リン62mgが含まれています。カルシウムは、骨や歯の形成に重要な成分であり、細胞の分裂や筋肉収縮、血液凝固作用の促進などの働きをもっています。不足すると、骨や歯は弱くなり骨粗鬆症となる可能性もあります。マグネシウムは、補酵素として酵素の働きを助ける作用をもち、エネルギー産生や栄養素の合成・分解、神経伝達などに関わりのある栄養素です。カルシウムと拮抗して、筋肉の働きを制御したり、血管を拡張して血圧を低下させたりする作用もあります。リンは、カルシウムとともに骨や歯を構成しており、正常な発達に欠かせない成分です。細胞膜やDNAなどの身体にとって重要な成分の構成要素として、体内のさまざまな代謝反応に関与しています。他にも、心臓や腎臓の機能維持や神経伝達作用をもっています。カルシウムやマグネシウム、リンなどのミネラル類は、互いに影響しながら吸収されるので、バランスよく摂取する必要があります。また、アルギニンを多く含み、アルギニンは精力増強に役立つといわれ、成長ホルモンの分泌を促進し、筋肉増強、血流改善、新陳代謝と美肌などにも役立つといわれています。

 

管理栄養士さんが考えた献立です。ゆっくり味わって健康に気を付けたいですね。

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